白い馬(1953)

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白い馬(1953)

解説

1953年のカンヌ国際映画祭で短編グランプリを受賞した、フランスのアルベール・ラモリス監督による名作ドラマ。南フランスの荒地に、野生馬が群れをなしていた。牧童たちは群れのリーダーである白い馬を捕獲しようと躍起になるが、なかなか上手くいかない。そんな中、同じく白い馬に魅せられた漁師の少年フォルコは、牧童たちから馬を守ろうと奮闘する。やがて馬もフォルコに心を許し、ともに牧童たちの追跡から逃れようとするが……。2008年、ラモリス監督の代表作でもある本作と「赤い風船」のデジタルリマスター版が2本立てでリバイバル公開された。

1953年製作/40分
原題:Crin blanc: Le cheval sauvage
配給:カフェグルーヴ、クレストインターナショナル
劇場公開日:2008年7月26日

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映画レビュー

4.0少年の成長と旅たちの幻想的な世界観

2020年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

荒涼たる湿地帯のロケーションがフランスの土地で野生の馬が生息していることに、まず驚く。今まで見たことのない幻想的な世界観に新鮮な感動を覚える。この野生馬を捕獲する人たちが、まるでアメリカ西部劇のカウボーイみたいでユニーク。「赤い風船」と同じく撮影カメラが素晴らしい。移動撮影とそのモンタージュ、神秘的なモノクロショットが動く絵画となって美しい。映像詩のラモリス監督の貴重な作品。

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Gustav

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