劇場公開日 1980年6月14日

「愛すべきクソ映画」拳精 Ryan D Cumericさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5愛すべきクソ映画

2023年12月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

これぞクソ映画、というC級映画である。ストーリーはそこまで壊滅的ではないが、学芸会レベルの妖精の見た目や、隕石を花火で表現するといった要素がこの作品をクソたらしめている。
さらにジャッキー映画の魅力であるカンフーも、すごくもっさりしていてテンポが悪い。ポリスストーリーとかが好きなら不満しか出ないだろう。しかしそれよりもひどいのがラスト。とにかく中途半端と言うべき代物。
とはいえ、そういうラスト含めてゲラゲラ笑えるコメディとしてある程度成り立っているのもジャッキーの力ということか。
もしクソ映画を愛する物好きがいるなら、これと飛龍神拳を一緒に視聴することをおすすめする。似たようなタイトルの少林門は、クソ映画と思って見るとちょっとガッカリするのでご注意を。

Ryan D Cumeric