小人の饗宴

劇場公開日:

解説

ある教育施設で起った小人達の事件を通し、暴力のエスカレートするさまを描く。製作・監督・脚本は「カスパー・ハウザーの謎」のヴェルナー・ヘルツォーク、撮影はトーマス・マウフが各々担当。出演はヘルムート・ドーリンク、ゲルト・ギッケルなど。16、モノクロ、スタンダード。

1969年製作/96分/西ドイツ
原題:Auch Zwerge haben Klein Angefangen
劇場公開日:1977年10月6日

ストーリー

校長をはじめ殆どの生徒が町に出てしまっているある教育施設。留守をあずかる小人の教師は、校長室にバリケードを築いて立て篭もる。懲戒処分を受け、学校に残されている小人達が事件の張本人として捕われている仲間の引き渡しを要求して騒ぎ出したからだ。教師は秩序を守るようにいうが、小人達は電話線を切り、校長自慢のシュロの木を切り、騒ぎは次第にエスカレートする。バルコニーに姿を見せる教師には石や鶏を投げ、“結婚ごっこ”を始めだす小人達。やがて彼らは最後の晩餐と称して食卓を囲み、スパゲッティや皿を投げ、乱チキパーティを始める。ある者は無人トラックと興じて旋回し、ある者は豚を殺し、又ある者は植木鉢にガソリンを注いで火をつける。果ては猿をくくりつけた贖罪の十字架を先頭に彼らは行進を始めだす。そしてこれら総てを1人の年配の小人が終始笑いながら眺めている。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5見ないことをお勧めする

2020年1月18日
PCから投稿

前衛的な映画で最初の5分ぐらい芸術的に感じた。しかしやってることが単なるモラルハザードでしかなく、1時間もすると鋭い睡魔に襲われた。

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タンバラライ

2.5こんな不快な映画観たことない

2019年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

評価は0点です、しかし0点つけされるのが監督の意図なんだろうから2.5点にしました。
ヘルツォークの映画は一応観ておこうと思ってよく知らなくて観はじめて、いやいやこんな不快な気持ちになる映画は初めて。
それこそがこの監督の狙いだったんでしょう、ここまで徹底すれば見事っちゃ見事です。これ白黒映画だからよかったんでしょう、カラーだと生々しすぎてダメだったのでは。

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雪国の離島の生まれ、山裾育ち

2.0笑い上戸

2019年1月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

テーマ性など難しいことは解らないが一体全体、何を観せられているのやら!?

小人たちがやりたい放題に暴れマクる様子を描き目的やオチも見当たらない。

とにかく奇妙な笑い声が鳴り止まない。

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