ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェストのレビュー・感想・評価
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Someday... 長かった...
超有名作品なんで観とこうかなっと思って観賞しました。いやー、濃かったです。登場人物が。
もうずーっと濃い顔の俳優さんのドヤ顔アップが多すぎて多すぎて胃もたれ消化不良気味になってしまいました。西部劇なんで多少は仕方ないにせよ、個人的にはもうちょい薄味の方が好みです。
序盤からワケわかんないのが最後にスッキリするのは良い作りだと思うのですが、スッキリするまでも長いので途中で脱落する人も多いのでは?
タランティーノ監督が絶賛しているのはなんか納得です。一時代はメインストリームにあったかも知れないマカロニ・ウエスタンですが、現代だと映画マニア向けで一般ライト層が楽しめる代物ではなかったですね。
凄かった
・2020/01/07 シネウインドにて2回目を観た感想
・1度目が極度に眠かったので改めて観たら、とても面白かった。前回見たときに感じた顔が似てるっていう人が誰のことを書いていたのかわからなくなった。
・2度目でしっかり寝てきたので前回、理解できてなかったストーリーがよく分かった。各々が様々な思惑を持って1つの街に集まって、激突することの面白さと、やっぱり顔が凄く良かった。
・1度目に感じた前半の台詞がほとんどないシーンと思ってた箇所は普通に台詞があって、勘違いしていたので見直して本当に良かった。
・顔の違いが分からず、ラストの若いハーモニカを苦しめた男がシャイアンに見えて、えっ?何でそれでフランクと?と思ったら若いフランクだった。
・とにかく、俳優のドアップの後、数秒カメラが固定っていうシーンが多くてセルジオ・レオーネ凄いなと思った。
・とにかく、俳優の顔の威力が凄かった。ただ、似てる人が多いなぁと感じて混乱した。
・誰の話なんだろうとずっと思いながら観て、結果、タイトルの通り、昔々とある西部のお話ということで、あの場所が主人公のようだった。
・ワンハリを観てから観たせいか、似てるなぁと思った。
・主要登場人物が個性的すぎて良かった。ただ、やっぱり、シャイアンに似たヒゲの男が悪者で出てきて混乱した。
・前半、ほぼセリフのない構成に驚いた。ハーモニカのBGMのとき、まさかハーモニカを吹いている音とは思わず、笑ってしまった。
・前半の家族があっさり殺される所が可愛そうだった。
・皆、一体何をしたいんだろう?とずっとわからず、ラストにわかりはじめるのが凄かった。
傑出したシーンはあるものの全体的にまだるっこしい
1969年の日本初公開時は『ウエスタン』というタイトルで2時間21分の短縮版でした。
テレビでさらに短縮されたバージョンを観たかも・・・と思っていましたが、どうも観ていなかったようで。
むかしむかし西部のとある町にひとりの若い女性がやってきました・・・
といったところから始まる物語で、女性の名前はジル、ニューオーリンズでアイルランド出身の男性マクベインに見初められて結婚し、マクベインの後妻としてやって来たのです。
ジルを演じるのはイタリアの艶花クラウディア・カルディナーレ。
だが、ジルが到着するその日、マクベイン一家は鉄道会社に雇われた殺し屋フランク一味に皆殺しにされてしまっています。
フランクを演じるのが、ハリウッドの良心を演じ続けたヘンリー・フォンダ。
今回の悪役はかなり珍しい。
そして、フランク一味はマクベイン一家皆殺しの罪を、山賊のシャイアン一味になすりつけます。
首魁のシャイアンを演じるのは、ジェイソン・ロバーズ。
かくして、ひとりの女性をはさんでの悪人ふたりが相対する・・・
という構図ならばわかりやすいのだけれでも、そこへフランクを仇敵と狙う名無しのハモニカ男が登場するのでストーリーがややこしい。
ハモニカ男を演じるのはチャールズ・ブロンソン。
このときはまだ髭なし。
ストーリーがややこしい上に、
ハモニカ男=善人、フランク=悪人、シャイアン=コメディリリーフ
という役どころにもかかわらず、その描き分けはあまり明確でなく、ここいらあたりをリアリズムと受け取るかどうか。
で、ドラマ部分の演出は、とにかくレオーネ流とでもいうのか、まだるっこしい。
なので、見どころは、アクションシーンと大金を投入して復元した西部の町のセット。
アクションシーンは、これまた、じりじりするような演出。
これは一瞬のガンファイトを活かすための布石なようなものなのだけれど、この演出、かなり後年の映画群に影響を及ぼしていますね。
また、砂埃舞い上がるくすんだ西部の町の美術は素晴らしい。
ジルが無蓋の馬車に乗って走り抜けるシーンは、エンニオ・モリコーネ作曲のジルの主題曲と相まって、素晴らしい効果を上げている。
(音楽は登場人物それぞれに主題曲がつけられている)
と、傑出したシーンは随所にあるものの、ドラマ部分のまだるっこしさには閉口。
本来の主役であるジルが途中置いてけぼりを食っていたり、心情の変化がわかりづらいところもあって、個人的にはあまり評価できない一篇でした。
とても良い映画
♪う〜ん、マンダム!✨
*この映画の一番の見せ所は、最初と最後の決闘シーン…でしょうね…
チャールズ・ブロンソン演じるガンマンが何か隠してるんですが、2時間半たっぷりと最後の最後まで、結構もったいぶらされます(笑)
*顔のアップが多用されていて、緊迫感があってなんかドキドキしました。
*ヘンリー・フォンダの役どころが今ひとつだと思いました…これなら、オープニングに出てきた悪役3人組の方が、よっぽど悪そうな顔してたし、カッコ良かった!(笑)
…なんでハエ喰わないッ!(笑)
*昔の映画のせいなのか、或いはマカロニ・ウェスタンだからなのか(笑)、演出がなんかちょこちょこ変だった…(笑)
それと、エンニオ・モリコーネの音楽はとても良かったんですが、場面に合ってた!?(笑)
なかなか貴重な映画体験でございました。
パンフももちろん買った!(笑)
マカロニウエスタンは本当に恰好いい!
久しぶりにマカロニウエスタンを見に行きました。冒頭のけだるい暑い午後に、汽車から降り立つ主人公の決闘シ-ンから、もうハラハラドキドキでした。お色気担当のクラウディアも、メチャクチャに魅惑的で亭主を殺した男を誘惑するシ-ンが何とも色っぽい。そして、何と言っても悪役でありながら、実はお茶目でいい男のジェイソンが演じるシャイアンが実に恰好良い。いつもはニ枚目役のヘンリ-が、悪党を演じている意外性が面白かった。セルジオは無法の男のロマンを描かせると天下一品である。そして、お馴染みのエンリコの音楽が、大陸鉄道開拓時代の世界観を盛り上げる。街を造りあげる男のロマンは、ジルには理解できなかったようだが、ラストは女を残し去る主人公に、満足感を味わせる演出でした。
長かった
長いから寝る前に少しずつ見ていたら、流れや役がよく分からなくなってしまった。特にヘンリー・フォンダは髭があったりなかったりして同じ人だと分からなくて困った。ブロンソンに髭がないのも寂しかった。ブロンソンの兄の仇がフォンダだったようなのだが、年がともすればブロンソンの方が上に見えるので飲み込みずらかった。
鉄道敷設の場面はスケール感が素晴らしかった。古い蒸気機関車が実際に動いているのもよかった。
きちんと通して見れば印象は変わりそうなのだが、長くてしんどかった。
(追記)
リバイバル上映で映画館で見たのだけどやっぱり寝てしまった。たびたび奏でられるブロンソンのハーモニカが眠気を誘うのではないだろうか。ウトウトして話がよく分からないけど、ヘンリー・フォンダを暗殺しようとする場面は緊張感がすごい。シャイアンみたいなヒゲの人物が他にもいて見分けられない。また5年後くらいに見てみたい。
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