アポロ13のレビュー・感想・評価
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分かっていても尚の感動
余りに有名な実話を元にした物語で、観る人には展開も登場人物の行動も殆ど予想できてしまうでしょう。
それでも強烈なストーリーと、それに振り回される人々の感情の揺れ動きを伝える確かな演技、決して新しくはない映画とは思えない美しい映像に支えられ、クライマックスには大いに感動を与えてくれる映画だと思います。
勇敢な飛行士だけでなく彼らを支える人々にもスポットが当たっており、映画好きだけでなく宇宙に憧れを抱く人にもぜひ観てほしい作品です。
何がすごいって、これ実話なんです。できれば何も知らずに見てほしい。...
何がすごいって、これ実話なんです。できれば何も知らずに見てほしい。そんな人はまあ少ないという有名な話。もしあなたがそんな数少ない幸福者ならこの先は見てはならない(笑)
で、普通の人はもはやネタバレOKですよね。
どんどんどんどん増してくる緊迫感。専門用語が乱れ飛び、意味が分からないことが一層不安を煽ります。もはや絶望感しかありません。
そして最後のシーン。これを見たくての再見です。やっぱり最高です。誰もが懸命の努力をした、それゆえの歓喜。ネタバレなんて関係なし。
キャストも最高。トム・ハンクスはもちろん、若きケビン・ベーコン。ケン役の人も良かった。私の一押しはエド・ハリス、かっこよすぎ!
映像はやや古さを感じさせるものの、この感動、何度味わってもいいと思います。共にガッツポーズしようぜ!
マイベストムービー
映画館で三回も観たのは後にも先にもこれだけ。実際に無重力状態を作って撮影されたそうで、本物の無重力感は唯一無二のものでしょう。
素晴らしいキャストと音楽、実話というこれ以上にないリアリティ、私にとって全てをパーフェクトに備えた最高の映画です。結末を知ってる人ももちろん、知らない人にはなおのことご覧頂きたい!
「成功した失敗」
「成功した失敗」とアメリカではこのミッションをこう呼んでいるそうです
NHK「アナザーストーリー」を観てあらためてこのミッションの意味の深さを知りました
映画では語り尽くせないもっともっと多くの人達が繋がりあってアポロ13号を地球に戻す!
その一点に力を合わせ知恵を絞り垣根を超えて協力し合うその姿を知りました
●くわばらくわばら。
これが実話ってのが怖すぎる。助かったのがわかった瞬間、へたり込む司令官がリアル。
オデッセイとヒューストン。家族。アポロに飽きちゃったマスコミの手のひら返しと世界の視聴者。
アポロ計画は米ソ宇宙開発競争の賜物だけど、こうした先人たちの知恵と勇気には頭が下がる。こうやって失敗と成功をくり返して人類は進化するのだ。と口で言うのは簡単な話。実際、アポロ1号やコロンビア号といった悲劇もあり。「セロ・グラヴィティ」同様、ホント酸素がある ありがたさを思い知らされる作品だ。
ブレッドと共に具合が悪くなりそうだった!
3人の飛行士はもちろんのこと、地上でもあんなに大勢の人が一緒に戦っていたのですね。胸が熱くなりました。往きはあんなに完全防備の宇宙服なのに、帰りはヘルメットさえ付けてないのにはビックリでした!
何回観ても興味深く、感動です
久しぶりに観ましたが、何回観ても興味深く、感動でした。ロン・ハワード監督、1995年の作品です。
大阪万博で月の石が展示された、その年の出来事です。
アポロ13号は重大なアクシデントに見舞われ月面探査を断念、地球生還をめざします。
次々と突きつけられる絶望的な状況に立ち向かう3人のパイロットと地上管制室。
プロフェッショナルな仕事ぶりはたいへん見応えがありました。
管制室でシュミレーション結果を検算するシーン、忘れがたいです。
公開当時、ロケット打ち上げと無重力シーンが話題だったと記憶していますが、今観ても見事だと思いました。
結果を知っててもドキドキする
ドキドキしっぱなしだった。結果を分かってるから、前半も振りとして効いてるし、事故が起こってからはドキドキの連続。
映画だから時間が過ぎるのが早く、割と順調に物事に対処したように見えたけど、僅かな望みに託して、しかも自分達ではどうしようもない状況でだだっ広い宇宙空間を浮遊するというのはどれだけ不安だったろうか?ほとんど全員が絶望的であきらめてる状況(特にマスコミは酷かった)の中で生にしがみつく精神力に感動した。
家族愛、仲間の信頼、男の友情と泣かせるポイントがたくさんあったが、宇宙物、特に事故が起きるのを見ると、まだ人類が宇宙に行くのは早いのではないか?と思ってしまう。
緻密なプロジェクトマネジメントのドラマ、ITILの教科書
この映画にグッとくるのは、アポロ13号の危機に対し、プロジェクトメンバー全員が知恵を絞り、特に一番月に行きたかったのに病気でいけなくなったケンが、メンバーを救うためにシミュレーションを繰り返し、限りなく少ない残電気での帰還手順を組むところ。地球へのギリギリの入射角を計算するところ。入射角を間違えると帰還船は燃え尽きてしまう。フィクションではないまさにリアルな展開。わかっていても最後は拍手してしまう、そんな映画だ。
帰還できないかもしれないという恐怖がそれほど伝わってこない
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
物が宙に浮く無重力空間を表現したり、電力不足でヒーターの停止したロケットの中で吐く息が白かったり、ロケットの再現などはなかなか凝っていて本物のようだった。ロケットの打ち上げに至る過程や、事故への対応を指令室と宇宙船をつなぎながら細かに再現されている点も良く出来ていた。次から次に発生する問題を、総力をあけで何とか解決策を見つけて片づけていく様子が一番の見どころだった。
だけど事故が起きて帰れないかもしれないというときの宇宙飛行士たちの恐怖や焦燥感があまり伝わってこなくて、観ていてそれほど緊張しなかった。酸素がない、ロケットの機能が失われた、制御が出来ない、家族にも会えない、あと何時間生きられるのか、そんな生々しい感情が不足気味。むしろ帰還のために働いている地上の指令室の人たちのほうに緊張感があるように見えてしまって、手に汗を握るというほどの演出ではなかったのが残念。
何度見ても楽しめる作品
有名なアポロ13号の実話をもとにした作品。
宇宙空間でのアクシデントにより、急きょ地球へ帰還することになったが、地球への帰還にも問題が山積み。
月面着陸を果たせず地球へ帰還しなければならないと告げられた彼ら三人の切なげな表情は胸が痛くなりました。
多くの人々が考えを巡らせ、奇跡がおこることを信じるなか、こちらも一緒に息をのんでしまいます。
久しぶりに見直したんですが、やはり何度見ても楽しめる作品だと思いました。
輝かしい失敗
とにかく素晴らしいの一言。
宇宙空間という現場で必死に帰還しようと作業する彼らはもちろん、地球から懸命に試行錯誤して無事帰還をサポートするNASAのスタッフ、そしてただ祈ることしかできない無力な家族、それらが本当にリアルに描かれていました。それゆえ自分も映画の世界に引き込まれ、ラストには思わず感動して少し泣いてしまいました。。いい映画です
「実話」を映画化する責任
地球に帰れなくなった3人の宇宙飛行士と、周囲の関係者を描いた「実話に基づくドラマ」←ココ重要。
確かにすごい再現率みたいですね。ロケットの打ち上げシーンなんか、当時の関係者が本物と間違えたほどらしいじゃないですか。
はーい、せんせーしつもんでーす。
なんでうちゅうくうかんでおとがつたわるんですかー?
…もぉぉぉぉぉぉぉ―――――――――――――――――!!
もうちょっとじゃ―――――ん!!頑張れよぉぉぉぉ!!
誰もね、スターウォーズとかそんなアクション映画でこんなどうでもいいくだらないこと言ったりはしませんよ。
でもこれ現実じゃん!!エンタープライズ号での1エピソードとかじゃないじゃん!!
お前が撮りたいのはスペクタクルじゃなくて現実の恐ろしさだろうが!!
2001年宇宙の旅を見習え!
…ていうか漂流してる3人の孤独感をもっと出したいなら無音のほうが絶対いいと思うんですが…一流監督にダメ出しする俺カッケー(棒)
「実話」ってずるいですよね。面白かったら、こんな実話があったのか!ってなりますけど、たいした盛り上がりがないと、まあ実話だしねっ☆で終わるし。
実話を映画化するなら、ほぼ100%再現するつもりで、違うのは俳優の顔だけ、ぐらいの気持ちでやるべきだと思います。とくにドラマは。
普段「ジャンルにとらわれないのが好き」って言ってますが、この作品は別です。
伝えたいものが明確なだけに、なんかその「ブレた感じ」が気に入りませんでした。
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