劇場公開日 1995年7月22日

「結末は分かっているのに、見ていて思わず「泣けて」しまいます」アポロ13 PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5結末は分かっているのに、見ていて思わず「泣けて」しまいます

2022年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭12で、封切り以来2度目

アポロ13号は中学生の頃、テレビニュースや新聞報道でリアルタイムに見ていましたので、この映画が作られたときには、さっそく池袋(たぶん)まで見に行きました。それ以来の映画館での鑑賞です。

「アポロ13号を地球に戻す」ということで関係者が全員一致して努力するという映画の内容は、結末は分かっているのに、理屈抜きに見ていて思わず「泣けて」きます。悲観的な意見を言う者はいるとしても、足を引っ張る者、妨害する者が出てこない、要するに悪人は一人もいないのは、演出なのかも知れませんが見事です。

次々と難題が発生する中の「(不運もあるが)幸運もある」という台詞、ちょっと「アメリカ万歳」的な感じがするのは気に入りませんが、最後に「偉大なる失敗」と総括していることに私は共感します。

(たぶん)多額の費用をかけて作られた映画です。スマホやPCの画面ではなく、映画館の大画面で見て欲しいと思います。

PAK UNTIK