劇場公開日 2015年10月17日

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「戦争と言う舞台で踊らされた人々」愛と哀しみのボレロ ちゃ坊主さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦争と言う舞台で踊らされた人々

2024年3月7日
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泣ける

悲しい

難しい

約10年振り、2回目の鑑賞。
前回は入り組んだ内容と1人二役の俳優陣が頭の中でゴチャゴチャになってしまい、理解に苦しんだが、今回は違った。
第二次大戦開戦前の1936年からストーリーが始まる。4組の幸せ一杯のカップルが戦火に煽られ、予想だにしていなかった人生を歩むことに。
戦後35年を迎え、パリ・シャイヨー宮に設営されたステージでボレロを舞うセルゲイがとても大きく感じた。最初は小さな動きだけど、徐々に周囲を巻き込んで大きく力強く。
世界では、今も戦争や侵攻が続き、収束される目処がたっていない。彼らのように自分では抗うことのできない現実に振り廻されている人達が大勢いるんだろうなあ。

ちゃ坊主
ちゃ坊主さんのコメント
2024年3月7日

そうですね。同感です。
結局のところ、訳の判らない理不尽な境遇に追い込まれるのは普通に生活していた権力を持たない民です。
何があっても戦争だけは避けなければいけません。

ちゃ坊主
トミーさんのコメント
2024年3月7日

戦争の視点で言うと終わった後処理で、捕虜からの解放とか戦死者の把握とか遺族への連絡とか、全て国家任せになって国民には何も分からない。こんな面倒な事になるなら初めからするなよ!!と強く思います。

トミー