「禍福は糾える縄の如し」愛情物語(1955) KENZO一級建築士事務所さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0禍福は糾える縄の如し

2020年10月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

NHKのBS放送を録画して鑑賞。
作品全体へは印象が薄かったためか、
初作品と思い鑑賞し始め、
ラスト間際まで気が付かなかったのですが、
ラストの親子のピアノ連弾場面が
主人公の死後に転換する印象的なシーンで
かつて観た映画と気が付いた。

この映画を一言で表現したら、
別のサイトに投稿されていらっしゃった方の
「禍福は糾える(あがなえる)縄の如し」
という言葉が正に相応しいと思いながらも、
この言葉は初めて知った次第。

人生には、この言葉のように
様々な喜びや悲しみが交互に繰り返し
人々に訪れ、
それが各人それぞれに運命づけられている
かと思うと複雑な気持になるが、
作品の出来そのものは別にして、
そんな人生の綾を考えさせる映画
だと思う。

KENZO一級建築士事務所
talismanさんのコメント
2023年8月4日

子どもの時、洋画好きの父親が家族みんなを連れて行って見た映画です。銀座だったか有楽町だったか。私にとって初めての洋画だったかも知れません。

talisman