フジヤマにミサイル

劇場公開日:

解説

バンドに挫折した男とAV女優の恋人が辿る壮絶な純愛を描く。有名企業のテレビCMを数多く手がけている若手・冨嶽岡監督の長編デビュー作品。

2005年製作/86分/日本
配給:冨獄岡組
劇場公開日:2005年11月5日

ストーリー

バンドマン新太郎は元彼女のAV女優冬子と再会する。二人は三年前に冬子のAV出演が発覚して別れた。しかし、もともと冬子がAVを始めたのは新太郎のバンド資金の為だった。そして新太郎はバンドの解散を境に、後悔し続けた。夢を諦めた新太郎は30才。もう一度冬子とやり直し、彼女と共に暮らしていく事を夢見る。その気持ちに答えていこうとAVをやめる冬子。しかし、二人の間にAV会社社長古屋とその悪友トミーが割り込んでくる。少しずつ世間からズレはじめ、狂気が加速していく四人。それは決して必然でなく、かといって偶然でもない。人間として思いっきり生きるなら、自然な成りゆきだった。そして、富士山にミサイルが撃ちこまれる。

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