劇場公開日 2005年11月5日

ALWAYS 三丁目の夕日のレビュー・感想・評価

全56件中、1~20件目を表示

5.0お金は無くても心は豊か

2024年5月2日
PCから投稿

20年近く前に劇場で観て
忘れられなくってまた観た。

原作コミックの世界が良いんでしょうが
それを現実に作り上げた製作陣も素晴らしい。

東京タワーの見えるあの辺は
今や高いビルで埋め尽くされ
のんびり歩いている人なんて…
いやしないー

短く切られた各エピソード
先生の家族、見えない指輪、
捨てられた子供、などなど
登場人物は純粋そのもの
性悪の人なんていやしない
大人なら分かる温かい日本の姿

笑って泣いて、また泣いて、
そして笑ってまた泣いて、
観ているこちらが豊かな気持ちになる。

時が経っても観たくなる
時が経っても心に残っている
いい映画のひとつだと思う。

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星組

4.0文化も価値観も異なっていた別世界のような過去

2024年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

新しい物に更新されていく様子が描かれている。
そして、疑いもなく”新しいものは良いもの”と信じていた一般大衆の人たちをピックアップしている。

劣等感や孤独感といった負の側面と、ポジティブな希望や連帯感が作品全体に行き渡っている。

キャスティングで好みなのは、茶川竜之介(あの有名な芥川龍之介がモデル)を演じた吉岡秀隆さん...偉ぶらない学者や博士の役が似合う。
青森出身設定のロクちゃんを演じた堀北真希さんと、石崎ヒロミを演じた小雪さん...二人の女優が、視聴後じわじわと自分の中で美化されていく。

かつては古いと感じていたガラクタも、時間の経過とともに珍しくなり貴重になる。
当たり前だった風景も、いつかは愛おしくなる。

暖かい人間ドラマの中に、反骨精神が見え隠れする。
山崎貴監督の得意な"違和感というスパイス"で印象深くなる。
排泄関係に触れなかったのだけが残念...この時代の便所を見たかった。

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Don-chan(Daisuke.Y)

1.0昭和が良かったと思うのは満ち足りない老人の妄想

何処でも喫煙は当たり前、ゴミは捨て放題、核実験はし放題、光化学スモッグで太陽は見えない、川はドブ川、現在の北京のよう、会社は長時間労働でブラックばかり、エアコン無しで環境意識ゼロ、新幹線、高速道路が無い、とにかく日本中が汚く不便だった、人間関係が近いとデメリットとして個人を尊重しない厚かましさも、豊かに思えるのは、心が貧しい?

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全国連加盟国不可侵条約締結、武装中立主義、多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

5.0ロシア文学も読んだことのない人の長文&駄文レビュー

2024年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

明けましておめでとうございます。本年もどうよろしくお願いいたします。

拝啓。縁もゆかりもない赤の他人のレビュワーの皆さま。
ここしばらくレビューを書いていなかったのは、アマプラのFODでTVドラマ版の『Dr.コトー診療所』の全シーズンを観ていたわけで。
やはり吉岡秀隆に胸キュン♪となっており。その流れで『北の国から』も全シーズン観てしまい。
そういうわけで、映画を観る時間がなく。なので、新年一発目は吉岡秀隆でスタートしたく思い。
そして本作を選んだわけであり。
純クンちょううう可愛いぃあぉおぅえおぇえぇい!⁽⁽ଘ♡₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡ଓ⁾⁾
ごめんなさい、別にショタを病んでいるわけではありません。
女装の上にショタとか、どんだけ病気こじらせてるねん!って話ですよね。
ちゃうねんて!ショタやなくて、純くん限定で萌えてるねんて!
えっ?ちゃうねんて!女装はしてても、恋愛対象はノーマル然として女性やねんて!
それが証拠にコトー先生では蒼井優に萌え~♪ってなっててんて!
北の国からでは、若かりし日の原田美枝子に萌え~♪ってなっててんて!
あんなふうにキレイになれたらなぁ…って思っただけやねんて!
節操なくてごめんなさい。←誰に!何を!
蛍ちゃんには、萌え~♪ってなってへんって!そんなん犯罪者ルートですやん!ルー♪ルルルルル♪…

相も変わらす脱線多くてごめんなさい。
ちゃんと真面目にレビューに戻りますね。
吉岡さん萌え~♪とか言いつつ、この作品、過去にDVDで一度観たっきりだったのですね。
TV放映も観た記憶がないし。
むしろ、えげつない漫画の方の『四丁目の夕日』をはっきりと覚えているくらいです。
こちらは原作コミックも読んでいないんですよね。
なので、モチベーションが薄れないうちにと思い、年の瀬にレンタルショップにGo!しました。
(同時に借りてきたのは、なんでか『冷たい熱帯魚』と『キャタピラー』なんですよね・笑。また機会を見つけてレビュー書いてみたいです。)
それはそうと、前回のコトー先生のレビューでは、またもや醜態を曝け出していました。
「タケヒロ君のエピソード」の件です。医師を志した心境の云々はTVドラマで、これでもか!ってくらいに丁寧に描かれていましたよね。私如きが口を挿むようなことじゃなかったです。←これだからニワカは!

今度こそ、ちゃんとレビューに戻りますね。(このスタイル、今年こそは改めなきゃ)
この映画の舞台の世代は、私の生まれよりも、ちょいと昔なんですね。
なので、自動車やら街並みやら、懐かしさがもうひとつピンとこないんですよ。
想像してギリ懐かしめる世代。
劇中に出て来るテレビや冷蔵庫って、私的小学生時代の憧憬アイテムに置き換えればBCLラジオだったり、ミニコンポだったりに相当するです。
世代がちょっと違えど、胸にきゅ~っとくる物があるって、やっぱり日本人のDNAが、体に受け継がれてるんでしょうね。
山崎監督も、まさに私と同年代なのに、その良き昔の風景を再現していらっしゃるって、すごいことだと思ったの。
私ですら、そんな世界観に感動したのだから、当時を知る人たちにとっては、感涙ものだったと思うの。
ありきたりな表現ですが、エアコンもパソコンも無かった時代の方が豊かだったと思うの。
オープニングのプロペラ飛行機のシーンなんて、かの名作『フォレストガンプ』を彷彿させる素晴らしい出来栄えでした。ちなみに、そのガンプ。オープニングシーンを撮るために使った手間って、一本分の映画を撮れるほどって言われているらしいですね。
そんな素晴らしいVFXのみならず、大道具から小道具に至るまで、しっかりと作り込まれているので、下手したら貧乏臭い人情話になるところが、それらを効果的に使うことによって、一級のエンターテイメントに昇華してると思ったの。
本作がとても楽しめたのって『ゴジラ-1.0』が米国で大ヒットしている理由そのまんまって思ったんですよね。
幾層にも重なった人間ドラマが、とにかく素敵です。泣かせます。全米をです。ベタとか鉄板とか言わないの!王道って言うの!
俳優のみなさんが、本当に生き生きと演じていらっしゃると思ったの。
なので、それぞれのキャラクターにしっかりと命が吹き込まれてるって思ったの。
茶川と淳之介はもちろんのこと、鈴木オート一家しかり、ヒロミしかり、アクマ先生しかり。
誰を主役に据えても物語が成立するんじゃないかと思うほどに。
その集合体が、効果的な音楽と相まって全員で泣かせにくるんだから、涙腺的にたまったものじゃないわけ。まさに涙腺クラッシャー。
そして、ゴジラの時同様に、意地悪にも山崎監督の悪癖と言われている“説明過多”な演出や台詞回しに気を付けて観てみたです。
私のボケたオツムには、これらいでちょうどよいのかもしれませんけれど、そーゆーのは一切感じなかったんですよね。山崎監督いいじゃないですか。過去に観たのって『アルキメデスの大戦』くらいなのですが。
テーマ?として描かれていたっぽい“絆”。
縁もゆかりもない赤の他人同士だからこその絆があると思って。余計な話なんですが、私、本当に人非人のひねくれ者なので“絆”って言葉が大の苦手なんですが…
私なりに解釈すれば「お互いがお互いを思い遣る気持ち」これに尽きるのかなー…って思うの。そこでは血の繋がりの有る無しを問わずに。むしろ無い方が、繋がりがより強くなると思うの。
肉親間では、あって当たり前って甘えがあるけれど。赤の他人同士だと、それを支える大きな理由や強い動機が発生しなきゃいけないから。
本作では茶川と淳之介を結びつける気持ちが、共に小説を愛する物同士の純粋な愛情だと思ったの。
淳之介は純心に茶川に心酔し、茶川もそんな淳之介に応えるべく精一杯の大人(父親)の見栄で応えようとしていたし。
迷子騒動でのビンタ事件が本当に泣けたんですよね。ヒロミも、きっとそこで茶川への想いが芽生えたのは想像に難くないし。そんなヒロミとの、それぞれのお互いへの愛情も含めて、さらに六子ちゃんと鈴木オート一家の、ドラマが幾層にも重なり、絡まり合ってくるの。まさに掛け算の妙。焼きたての甘くて温か~いミルフィーユみたいな。
エア指輪のシーンも本当に泣けるんですよね。
私ねアレ見て、はつ!と頭の電球が光ったんですよね!「そうか!この手があったか!」って。
映画ご覧になっていた女子さん的には、もうあれで十分って思われたですよね。むしろテレビショッピングでさえ気楽に買えるダイヤンモンドよりも、こっちの方が胸キュ~ン♡するはずですよね。
機会があれば、空の指輪の箱のエア指輪をプレゼントしてみよう。←誰に!
三流の万年筆のラストエピソードで涙腺大崩壊のサナギマンだったんですよ。文世、珍しくイヤなヤツ。

山崎監督の悪癖が“説明過多と言われるのなら、私の場合は、明らかに“おふざけ過多”なんですよね。
ここ、今年はどーにかしたいと思うです。大して面白いこと書いているわけでもないのに。
てか、そもそも、レビューってウケ狙いで書くようなものじゃないのに。
なのに新年一発目からこれでは、先が思い遣られますわ。

おいらぁ、学もユーモアのセンスもねぇ。まともな感想も書けねぇ。したっけ、観た感想は語り合いたいっぺ!映画ってそういうもんだっぺ!←何弁よ!

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野球十兵衛、

4.0ゴジラ-1.0の原点

2024年1月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

2023年に世界中を席巻したゴジラ-1.0ですが、山崎監督の原点を再発見出来ればと思い、以前に鑑賞済でしたが、改めて三部作のDVDを借りてきました。
監督が山崎貴、音楽が佐藤直紀という組合せはマイゴジどうよう、黄金コンビだと思います。
脚本の古沢良太も、どうする家康では酷評を受けていましたが、本作に関しては完璧だと思います。
また、マイゴジでの擬似家族という設定の着想も、この作品の頃から再認識しました。
色んな登場人物の悲喜こもごもが織りなす群像劇がこの作品の持味ですが、特に感情移入したのは茶川とヒロミのエピソードで、見えない指輪を嬉しそうに眺めるシーンでは、涙が止まりませんでした。
マイゴジは国内よりも海外での評価が高く、その理由としてはVFXに加えて人間ドラマがポイントになっていますが、山崎監督の原点として、是非この作品も海外のミニシアターで紹介する機会があればと思います。

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だるちゃ

4.5名作

2023年12月7日
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泣ける

笑える

楽しい

ゴジラ−1.0を見て凄く良かったので、監督の過去作を見たくなった。何度見たのかわからないが、久々に見たらやはり名作。現代劇ではないので色褪せないね。
今の時代と比べると、良いものは全く無いといってもよいくらいの時代。不便で、汚くて、雑で。けど、便利さや発展の中で無くしてしまった人の心が、沢山詰まってる。そんな昭和の時代を感じてしまう。
発展途上の上に登ろうと頑張っている時期が、どんなことでも1番よい時間なのかなぁと思ったり。
人の暖かさに泣けました。

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Keita

5.0東京タワー

2023年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昭和33年の東京下町で自動車修理業を営む一家、いい人だけど怒ると手がつけられない社長(堤真一)、優しい奥さん(薬師丸ひろ子)、腕白坊主、東北から集団就職でやってきた少女(堀北真希)の四人。
向かいの家には少年物を書いている貧乏小説家(吉岡秀隆)、近所の飲み屋にはきれいな女性(小雪)がいる。
通りの向こうには建設中の東京タワーが見える。
ノスタルジックに、戦後を引きずっている日本を描き、おじさんにはたまらない一品だ。

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いやよセブン

4.0ツンデレな人達の愛らしい物語

2022年8月23日
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やっぱ日本人のいい所はツンデレに詰まってるな……
と思った!!!

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myu

4.5未見でした!!傑作でした。

2022年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

素直に感動しました。
名作の誉れ高い映画なのに、なんとなく今頃の初見になりました。
いい映画でした。最高でした。
懐かしかった。

2005年。山崎貴監督作品。
山崎貴作品は『永遠の0』『DESTINY鎌倉ものがたり』
『寄生獣』つい最近では『アルキメデスの大戦』を観ました。
VFXではハリウッドに負けてない。

本作でも、昭和33年(1958年)の東京下町、夕日町三丁目の町と、
東京都電車、東京タワー、上野駅などがミニチュアとVFXで再現されています。
私が特に感動したのは、都電の走る道路(意外と広い)と街並みでした。

北海道生まれで育ちの私には、東京は写真やテレビ放送で見る光景なのだけど、
ウチにも白黒テレビが来たし、冷蔵庫に洗濯機(脱水がプレスみたいのに挟む型)
も来た・・・そして三輪自動車と言うのが確かに有りました。

戦後13年の昭和33年。
玄関も開けっぱなしで近所のお母さんは立ち話に花を咲かせて、秘密なんかなかったっけ・・・噂話は筒抜けでした。

登場人物がみんな人間的です。
鈴木オートの社長一家(堤真一、薬師丸ひろ子、息子の一平)
鈴木オートを立派な自動車会社と思い込んで集団就職して来た六子(堀北真希)
特技の自転車修理を自動車修理と読み違えた堤真一と堀北真希の本気の喧嘩。
みんな本音を言い、本気でぶつかり合う。
優しい薬師丸ひろ子のとりなしもあって六子は鈴木オートに馴染んでいく。

売れない作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)も絶品でした。
赤の他人の子供の古行淳之介(須賀健太)と実の親子のように心が通う様子は
本当にジーンと来ました。
クリスマスプレゼントのエピソードが泣かせます。
竜之介が好きになる薄倖な女性・ヒロミ(小雪)
ちっとも薄倖な女に見えないんだけど、身売りされた・・・とか聞く。

続いて続編を観ます。さて、皆さんどう生きてるでしょうか?

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琥珀糖

5.0東京タワー建設中の昭和33年が舞台。 初めて白黒テレビがやって来て...

2022年6月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

楽しい

東京タワー建設中の昭和33年が舞台。
初めて白黒テレビがやって来て人々が共に楽しみと喜びを分かち合うシーンはいいなぁって思う。他にも心温まるシーンがたくさんです。
キャストも豪華で、鈴木一家も最高。とりまく人々もいい味出してます。
新たなものが生まれて、なくなっていくものもある。冷蔵庫の登場で氷屋さんが寂しそうで、そういった時代の移り変わりを描いていたところも良かったと思う。
今よりもまだ便利ではない時代。そんな時代だからこそ人々が助け合って、前向きに生きていた時代。
昭和という時代が懐かしく、人々のつながりがいいなぁと思える素敵な作品です。

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よっしー

5.0後世に受け継がれるべき作品!

2022年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

昭和30年代の東京下町を描く。もちろん私は、まだ生まれていなのだが、懐かしく感じてしまうのは、私だけだろうか?

近所の人が集まり、当時は珍しいテレビで、プロレスを観戦する。人間関係が気薄になった今では考えられないが、どこか羨ましく思う。

茶川家に突然やってきた淳之介との生活は、血がつながっていなくとも、貧しくとも、温かな家庭だった。ヒロミと3人で食べたライスカレー、なけなしの金で買った淳之介へのクリスマスプレゼント、ヒロミへのエアリング、そして淳之介からの手紙…涙が止まらない!

何度見ても心温まる映画です。昭和から平成、そして令和になっても、受け継いでいきたいね。

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うさぎ

1.5あまり期待せず視聴

2021年9月1日
PCから投稿

個人サイトの映画ランキングを見漁っていたらどこも一位に今作を取り上げられていたので気になり視聴。
全体的に演技がオーバーな感じで辛く、堤真一がブチ切れて障子を壊したときは眩暈がしましたがそこまで酷い作品ではなかったです。

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aaaaaaaa

4.0以前から気になっており鑑賞

2021年8月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

萌える

かなり前の作品で、ずーっと気になっていたのですが見る機会がなく、
今回シリーズ3作纏めてレンタル。
まずは昭和33年設定から。
その時代を知ってる人は当然として、知らない人でも楽しめるようなヒューマンストーリー。
これは嵌まるかも?
人気が出たのも、納得の作品でした。

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ぷぅ

5.0永久保存版🙆‍♂️

2021年6月20日
iPhoneアプリから投稿

素晴らしい映画です。歴史的名作だと思う。俳優陣の演技も素晴らしい。

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@Jankichi@

4.5日本って元気だったんだね

2021年1月25日
PCから投稿

いい意味で、大人たちがおとなげない笑。
町全体が、同級生の集まりみたいな感じ。

今の日本は、なんだかみんなが「自己防衛」に必死になりすぎて、無意味な壁とか線引きが多すぎるのかもしれない。

薬師丸ひろ子の見事な奥さん・お母さんっぷりと(鈴木オート一家のチームワークの良さには感動)、須賀健太くんの演技の上手さ(彼は、あくまでもきちんと「演技」をする)がツボだった。

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UNEmi

5.0昭和レトロブーム

2021年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

この映画をきっかけに昭和レトロブームがありました。
それに、今でも昭和を懐かしむ映像のBGMにかかるほど、エポックメイキングの映画でしたね。
妻と付き合う前に、初めて行った映画という思い出とともに、忘れられない映画です。

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かずじー

5.0昭和から東京タワー越しに平成令和、更に未来を見る

2020年12月24日
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当時の東京から新品の東京タワー越しに夕日を見上げた彼らの眼差しは、平成令和の私達を貫いて更なる未来を見ている。

今を担い今を彷徨う私達に「未来を託すよ」と言って背中を押してくれる。

だから泣いた。

2では不思議な程これが無かった。

実は生涯テン入りの私的重要作。

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きねまっきい

4.5血の繋がりのない家族の本当の家族愛

2020年9月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

古沢良太作品、制覇の旅。
続きましてはこの作品です。
前々から気になっていたこの作品。ようやくレンタルして来ましたぞ。
評判もかなりいいので期待値高めで鑑賞。

いや〜、ホッコリしますなぁ。
色々と考えさせられて、笑えて、泣けて、心温まる。流石、古沢良太さん。大好きですわ

昭和33年の東京の下町を舞台に繰り広げるドラマ。
鈴木オートには青森から新入りやってきて、その向かいにある駄菓子屋では見ず知らずの子供を預かることになった。

豪華すぎる面々。
吉岡秀隆は当て書きされたんじゃないかと思う程適役で、より一層彼のことが好きになった。売れない小説家ってのがよく似合うこと。
堤真一も怒らせると怖いけど、根はすごく優しい下町工場の社長ってのがピッタリ。
この2人の会話も笑えてホッコリ。

タイムスリップしたような気分。と、こういった映画の時に書くのだが、今作はタイムスリップしたというよりも東京下町の住民の1人になった感覚。
私の文章力だと表現しきれないが、映画が終わっていたから「あ、映画を見ていたんだ」と思う程この世界に入り込んでいた。

VFXで作られた街並みの美しさとどことなく感じる懐かしさも素晴らしいのだが、それと同時にこの町に住む人々に憧れを感じる。
当時の下町では当たり前だったのかもしれないが、医者が1人、タバコ屋も1つ、テレビを持っている人も1人だけ。不便といったらそれまでだが、住民それぞれが自分の役割を全うしている感じがなんだかすごくいい。伝わるかな?

引っかかる点としては、心情の変化の描きが足りないかなと。言いたいことは凄くわかるが、急に進んでいる所があり「おぉ、早いなぁ」と思ってしまった。

家族愛に血の繋がりなんて関係ない。
ホンモノの愛は血の繋がりを越える。
だって、夫婦も血の繋がりはないのだから。

とってもいい作品。
まだまだ見たいな。という要望に答えてくれるかのように、まだ2作品ありますから。ワクワク

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サプライズ

4.0うるっとする

2020年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

複数の登場人物のストーリーがあるのはいいようで、少し物足りないように感じた

文学と淳之介のシーンが好きだな

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munbamunba

3.0演出過剰と表現スタイルの違和感

2020年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

昭和33年の東京下町の風俗と市井の生活を再現、人情劇の復活を試みた力作。VFXの高い技術力には感心するが、それを背景とする人間ドラマが過剰な演出で違和感を感じる。特に涙を強要するラストの場面は、テレビドラマが多用する技術であって、映画の味わいではない。実写の人情劇ならばまだ良いのかもしれない。人工的な映像の綺麗な世界で演じる俳優たちの演技はもっと自然に、当時の雰囲気を出してもらいたかった。

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Gustav