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解説

1989年、無職の少年たちが女子高生を41日間にわたって監禁し、乱暴した末殺してドラム缶にコンクリート詰めにして都内の埋立地に捨てるという事件が発生、日本中を震撼させた。事件の全貌が明らかになるにつれ、少年らを取り巻く家庭環境の異様さがクローズアップされ、少年法改正議論が巻き起こった。渥美饒兒のノンフィクション『十七歳、悪の履歴書』を基に、衝撃の事件をフィクションとして再構成。当初2004年5月に劇場公開が予定されていたが、内容を巡って一部に激しい公開阻止運動が起こったため、一度は公開が中止されるという事態になり、その後劇場変更の末に公開されるといった経緯でも話題になった。

ストーリー

空き地の停まる1台のワゴン。テープランプの赤色に、3人の少年の姿が照らし出される。3人は、大きな旅行バックをドラム缶に入れ、コンクリートを流し込む。翌朝未明。朝霧が漂う埋立地に、そのドラム缶は哀しく横たわっていた…。高校を中退した少年、大杉辰夫。彼はタイル張りの職に就き、恋人・佳代子と同棲を始める。結婚を約束した2人だったが、辰夫は粗暴な振る舞いで鑑別所送りになるなど不安定な生活が続く。やがて、辰夫は仕事を辞め、ヤクザの下請けとして働くようになり、尾崎弘明、池田智巳らとともに少年たちを束ね、ヤクザの下部組織“龍神会”を結成する。しかし、自分たちが組に利用されているだけと知った辰夫たちは、その苛立ちと、シンナー中毒による感覚の麻痺によって次第に行動をエスカレートさせていく。ある日、辰夫は帰宅途中の女子高生・美咲に目を付けるとホテルに連れ込みレイプするのだった。事件の発覚を恐れた彼らは、美咲を池田の自宅に監禁する。美咲に対する虐待はエスカレートし続け、出口を見失った少年達の暴走は、やがて残酷な結末に向かってゆく……。...

スタッフ

構成
中村拓
脚本
菅乃廣
原作
渥美饒兒
企画
小田泰之
製作
小田泰之
プロデューサー
莟宣次
撮影
倉本和比人
音楽
西村麻聡
特殊メイク
広瀬諭
その他
倉谷宣緒
広瀬諭

キャスト

作品データ

製作年 2004年
製作国 日本
配給 ベンテンエンタテインメント
上映時間 90分

提供:株式会社キネマ旬報社

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