劇場公開日 2012年6月23日

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「破滅への珍道中」ナイン・ソウルズ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0破滅への珍道中

2020年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

悲しい

楽しい

興奮

長編三作目にして豊田組オールスターキャストが集まった本作に重鎮、原田芳雄が参上!!

松田龍平と同じスクリーンに、優作との関係性を思うと感慨深い二人の初共演であり、豊田利晃だからこそ実現出来たであろう快挙!!

九人の主要登場人物それぞれを疎かにしない演出描写、極端に少ない台詞でのやり取りなど、全体的にシンプルな物語が飽きさせない。

渋川清彦、鬼丸、ジュニアの死に様が痛々しくて、地味な描写ではあるが壮絶にリアル。

基本的に極悪非道で同情の余地も無い連中だが、それぞれに好感が持てるキャラクター性が抜群に活かされている。

万年 東一