妖女伝説'88のレビュー・感想・評価

　ファミコンソフト開発で、麻原彰晃に似たキャラを無邪気に採用しているところにハラハラした。

　パソコンや基盤など丁寧に撮影されていた。『丑三つの村』の冒頭で不似合いなシンセドラムが使われていて、田中監督はこのようなハイテクやデジタルが好きなのかと思ったら腑に落ちた。

　主人公が納期そっちのけで幽霊とセックスしている間、みんな懸命に仕事しているのに、誰も主人公が遊んでいる事を責めたりしないのが変だった。

　不妊治療や体外受精について偏見の色が濃い時代を感じさせた。