山椒大夫のレビュー・感想・評価

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山椒大夫

劇場公開日 1954年3月31日
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●平安時代の奴隷制。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

山椒大夫ってこんな話だったのか。
安寿・厨子王伝説を森鴎外がアレンジしたらしいが。

神も仏もないというか。
平安時代の奴隷制。元はお偉いさんの子供だったのにね。
命が軽い。人がゴミのように傷つけらてていく。
すごい環境だ。
そんな中、脱走を企てる主人公。
元の身分が認められて、山椒大夫に奴隷解放を命じる。
ラストは、身分を捨てた主人公が母を求めて佐渡に渡る。

海外でも絶賛された作品らしい。
田中絹代がまあキレイ。

うり坊033
うり坊033さん / 2016年5月15日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ストーリーもドラマも絵も音楽も演技・演出も脚本も衣装も何もかもが素...

ストーリーもドラマも絵も音楽も演技・演出も脚本も衣装も何もかもが素晴らしい映画。
白黒だし、画像もフィルムの状態もあまり良くないはず。話も古いし、台詞回しも古くさい。もしかしたら、セリフもしっかりと聞き取れないかもしれない。名作だと言われているから、とりあえず時間があったら見ておくか。それが映画好き現代人の考え方でしょう。
でも見るときは、ちゃんと時間をとって見た方が賢明です。何かの前にとか、ちょっとずつとか、タイトな時間で見るのはすすめません。なぜなら、おそらく釘付けにされてしまうと思われるからです。暇つぶしとかに見るのが最適かもしれません。
でっかい画面で、大音量で、ただボーッと画面に集中して下さい。そうすると、やっぱこれって名作ッ!と思うはずですから。

SH
SHさん / 2015年11月13日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:VOD
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安寿と厨子王…その後

森鴎外 なんとも悲しいお話
子さらい 人身売買 強制労働
今よりももっともっと ままならない世の中
自分を責めても 人の情けを忘れてはいけない
というお父様の言いつけを守る子供
哀れお母様は 津波に飲まれず生きてはいたが…

子供の頃絵本で読んだ「安寿と厨子王」
こんな悲惨なお話だったのか~

mamagamasako
mamagamasakoさん / 2015年11月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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人身売買の犠牲とはこういうことだ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

総合:85点 ( ストーリー:85点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:60点|音楽:65点 )

 いいとこ育ちの子供たちが騙されて母親と別れ人買いに売られてしまった後の生活が酷くて、それだから引き込まれる。逃走を計った者達に対する仕打ち・故郷や家族を思う気持ちの表現・使い捨てにされる絶望の中に生きる奴婢たちの生活が、その身分がどんなに悲惨かを示している。
 演出自体はそれほど迫力があるわけでもないし、演技も説明的だったりで古い。それなのに、人身売買を扱った作品としては、その悲惨さの伝わり方という意味で屈指のものだった。遊女に身を落したと思われる母親の歌が実に物悲しい。汚辱の中でも清廉さを保ち続けた足の腱を切られた妹の勇気と決断に、尊敬と哀れみを感じざる得ない。だからこの過酷な運命の物語の登場人物たちがこれからどうなるのかと、目を離せなくなった。

 ところが脱走以降の話は上手くいきすぎで、中弛みだし白けてしまった。物語として弱いところで、急に出世してこんなにもあっさりとやりたいことをやってしまえるのは拍子抜けした。経験も学問もない男がどうやって組織をまとめたのか、権力を傘にきる相手を打ち破ったのかすっきりしない。
 ここまで観て、前半は面白かったけれど後半からはこの程度なのかなと思って少し冷めた。しかしそこからまだもう一つ山場が残っていた。佐渡の場面でもう一度引きつけられる展開があった。当時の犠牲者の姿にいたたまれない気持ちになるし、心を揺さぶられる。

 制作年が古いから映像や演出が古いのは仕方が無い。それでも面白かった。心に響いた。湖と海辺の場面は特に印象に残った。これは是非とも森鴎外の原作も読まなければ。

Cape God
Cape Godさん / 2015年7月5日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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香川京子の美しさ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

監督:溝口健二、撮影:宮川一夫のゴールデンコンビ。画面の奥のそのまた奥にまで観客の視線を誘う素晴らしい構図と撮影。
田中絹代のわが子を想ううら悲しい声がいつまでも耳に残る。
そして、香川京子の凛とした美しさ。これまでに観た彼女の出演作で、おそらく最も初期のものだろうが、最も美しい香川が観られるのがこの作品。
兄の厨子王を逃した後、香川扮する安寿が入水する場面は人の罪深さを訴えている。水面にあぶくときれいな波紋を残して、安寿は水中に消えてしまう。この静けさの中の残酷なシーンに人間の罪の深さを強く感じた。

よしただ
よしたださん / 2015年5月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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美しい

時代劇こそ溝口の真価が見える。セット組みましたよ〜、メイクOKですか〜風な匂いがまるでせずカメラをその時代に持ち込んだ様。2時間強の長さ全く感じない。入水シーンは何度観ても息を呑む。

クーガ
クーガさん / 2014年10月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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映画史上屈指の名カット! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

角川シネマの大映映画特集で見ました

作中では二つの人物群が対比的に描かれている
①人を目的としか捉えない人たち
②人を目的ととらえず、それ自体に価値があると評価する人たち
時代は下っても「効率」と「公正」の問題を考えるとこれは大変重要な示唆を持つのではないか。我々でも①ような精神性で人と接していることは少なくない。むしろそれが人の本質なのだとすれば、「人のモノ化」は理性に訴えてもどうにかなるものではなく、「制度」に従って制御するしかないのだろう戸まで思わされた。

安寿が入水するシーンはこれまで見た映画の中でも屈指の名シーン。
遠くから安寿を老婆が見つめる視点。安寿は一礼して靴を脱ぎ、水に向かって一歩、また一歩と歩を進める。画面終焉部の植生による黒色と池&安寿が構成する白色がコントラストをなしていて美しい。安寿が水の中を歩いて進むごとに波紋が生じて綺麗な同心円を描いて広がっていく。全くうろたえる様子はない。入水する瞬間は描かれていないが、完全に水に沈んだ後、ブクブクと泡が出て、波紋が消える。
悲惨な奴婢の描写が続く本作全体とのコントラストもくっきりとしていて、神々しいまでの美しさに至っている。

s'il vous plaît!
s'il vous plaît!さん / 2013年1月24日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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