劇場公開日 2021年2月11日

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「【”ガメラは地球の守護者である。”宇宙から飛来した邪悪な生命体に対し、緑の血を流しながら戦うガメラの姿が沁みる。今作は、今までの怪獣映画のレベルを軽く超えるSF大作映画なのである。】」ガメラ2 レギオン襲来 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”ガメラは地球の守護者である。”宇宙から飛来した邪悪な生命体に対し、緑の血を流しながら戦うガメラの姿が沁みる。今作は、今までの怪獣映画のレベルを軽く超えるSF大作映画なのである。】

2023年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

ー 第一作も進化した怪獣映画として大変面白く鑑賞したが、今作は更にスケールアップしている。
  特撮技術も増しており、SF映画の大作と言っても良いと思う。-

■ガメラとギャオスの死闘から数年後、北海道に流星雨が降った。
 自衛隊が落下した隕石を捜索するも未発見に終わる。
 それから5日後、隕石の正体である無数の宇宙昆虫と巨大宇宙植物が札幌を襲来。
 そこにガメラが現れ、人類を守るために、昆虫と植物に戦いを挑む。

◆感想<Caution! 内容に触れています。>

・宇宙から飛来したレギオンの設定が凄い。
 群体と草体で構成される共生体であり、群体はシリコンを摂取し、その過程で発生する高濃度酸素で草体を育てる。だが、高濃度酸素に覆われた地球では、多くの生物は生きられない・・。
ー 地球の大ピンチじゃない!最早、洋画SF大作レベルの怪獣設定である。-

・台詞も大変難しく、まるで”シンゴジラ”を観ているようである。
ー 主役の穂波を演じた水野美紀さんが、”何が何だかサッパリ分からない”・・。”とこぼしていたそうである。-

・レギオンは圧倒的に強く、ガメラも大苦戦。緑の血を流しながら奮闘するが・・。

・そして、仙台に植え付けられた草体の大爆発シーン。種子の発散は防げたモノの、ガメラも巻き込まれ、仙台壊滅・・。
ー 今観ると、”ちょっとまずいんじゃないか・・、”レベルの迫力である。-

・民の祈りが通じ、ガメラ復活。自衛隊も漸くガメラ支援を前面に打ち出すのである。
ー 遅いんだよ!-

<そして、レギオンに対し、ガメラが発したまるで波動砲の様な腹部からの光線を発しレギオンを斃すシーンには大興奮である。
 今作は、今までの怪獣映画のレベルを軽く超えるSF大作映画なのである。>

NOBU
CBさんのコメント
2023年5月17日

レギオン、カッコいいすよね。平成ガメラシリーズの直線と無機質感が印象的な相手怪獣達(ギャオス、レギオン、イリス)、俺、好きです。イリスの触手は気持ち悪いけど。

CB