怪人二十面相 三部作 第一部人か魔か? 第二部巨人対怪人 第三部怪盗爆砕
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怪人二十面相 三部作 第一部人か魔か? 第二部巨人対怪人 第三部怪盗爆砕

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解説

児童向娯楽映画として製作されたもので、「少年」連載の原作を「三日月童子 三部作」の小川正が脚色、「黄色い鞄」の新人弓削進が監督に当り、「若旦那と踊子」の長岡博之が撮影する。「鉄仮面」の若杉英二をはじめ、沼尾釣、「真実の愛情を求めて 何処へ」の藤乃高子、「鉄仮面」の草間百合子、「青春前期」の須賀不二夫、「三つの愛」の細谷一郎、「千姫(1953)」の山形勲らが出演する。

ストーリー

第一部--二十の顔を持つ男怪人二十面相が毎日のように大東京を荒し廻る。渡米中の名探偵明智小五郎の留守を預る小林少年以下の少年探偵団と秘書の高安玲子は口惜しくてならなかった。少年探偵団の一人荘二の父羽柴博士は原子炉の秘密設計図を完成したが、その頃長男荘一が中共から帰国し、その祝賀会の日、設計図を取りに行くと怪人から手紙が来た。中村係長以下の厳重な警戒にも拘らず、怪人は意外にも荘一に、扮装して設計図を奪った。荘一はすでに戦死していたのである。彼は更に荘二を負傷させ、松野運転手を殺して彼になりすまし、荘二を自動車で誘拐した。そして彼と身替りに、羽柴家の家宝観世音像を要求し、トラックを乗りつけて荘二と引換えに観音像を受取り警察の追跡をまいて巣窟についた。だが二つに割れた像の中から、颯爽と姿を現わしたのは明智小五郎。彼は設計図を奪還して去ろうとしたが、落し穴にかかって転落する。第二部--小五郎は少年たちの活躍で落し穴から救われ、逃走する怪人を追って山中で一騎討となったが、怪人のため滝につき落される。怪人は小五郎に扮して、伊豆にある原子力重要資料の保管所を訪れ、資料を盗み出す。不死身の小五郎は命を助って帰京し、部下の赤井をスパイに使って怪人の第二の巣窟をつきとめる。怪人は玲子を誘拐し、更に荘二の妹早苗までおびき出し、二人を密室に幽閉して、設計図を渡せと博士を脅迫する。玲子は隠し持った伝書鳩を明り窓から放して連絡をとろうとする。第三部--小五郎は怪人の発する無電を頼りに巣窟をつきとめて、玲子と早苗を救ったが、怪人は気球を利用して逃げ、情婦サリーはボートで行方をくらました。博士は設計図を黄金の塔にかくし、親友大鳥時計店主に頼み、そのウィンドウに並べておくが、怪人はそれを知って早くも盗み出して見せると予告の手紙を送る。小五郎は少年たちを靴みがきに変装させ、大鳥時計店の二三軒隣りの空屋が最近売れて地下工事をしているのを知る。怪人が予告の日、博士と大鳥は偽の塔を作り、本物は床下にかくす。所が小五郎の予想通り、地下室を掘って侵入した怪人の一味が本物を盗んで逃げた。一同が青くなっている時、悠然と現われた小五郎は盗まれたのは偽物だという。玲子がオシの女中に扮して大鳥家につとめ、その瞬間に二つをすり替えたのだ。更に小五郎は忠実な門野支配人こそ二十面相であることを暴く。彼は支配人を殺して、身替りになりすましていたのだ。正体を見破られた怪人は、地下道から逃出し、用意の飛行機で外国船に飛ぼうとするが、そこには小五郎の指揮によって少年たちが罠を設けてあった。かくしてさしもの二十面相もついに捕われの身となった。...

スタッフ

監督
脚色
小川正
原作
江戸川乱歩
製作
桑田良太郎
撮影
長岡博之
美術
木村芳男
音楽
奥村一
録音
伊藤数夫
照明
小泉喜代司

キャスト

作品データ

製作年 1954年
製作国 日本

提供:株式会社キネマ旬報社

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