劇場公開日 2007年10月6日

「後味悪い戦争映画/ヒューマンドラマ」パンズ・ラビリンス ティーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0後味悪い戦争映画/ヒューマンドラマ

2009年1月20日

悲しい

怖い

萌える

予告編で薄暗いファンタジーでいいなぁと思って観たのですが、これはファンタジーを小道具として用いた戦争映画/ヒューマンドラマでした。

ハリポタやロードオブザリングと同じようなファンタジーが観られると思って行くと後悔しかねないので、要注意です。

また残酷な描写が終始目に付き、幼い子と観るのは避けた方が良いかと思います。観終わった後の会話に困る事必至です。

他の方より低いC+というスコアですが、ファンタジーを謳った割にはそんなにファンタジーに重点が置かれていない事と、予想外に残酷な表現がオンパレードである事、現実世界と架空世界の往復に終始した結果、内容やメッセージがぼやけてしまったように感じたのでC+にしました。

ただ、可愛い主人公と奇妙なクリーチャーなどの映像はなかなか良く、探せば観る価値もなくはない映画でした。

ティー