ホリデイ : 新作映画評論

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ホリデイ

劇場公開日 2007年3月24日
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ホリデイ 3月24日より日劇3ほかにてロードショー

この恋物語にはマジックがある

画像(C) 2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

ビッグスター共演作なのに、肝心の主演スターの共演シーンがほとんどない。そんな作品は駄作と相場が決まっているが、これはその常識を覆す秀作ラブストーリー。なぜか? ホーム・エクスチェンジで休暇を過ごすキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットがなかなか顔を合わせなくても、彼女たちが休暇先で出会う“運命の相手”たちが、それだけで映画1本撮れそうな豪華な顔触れだからだ。

泣けない女と泣き虫女。対照的な2人のヒロインが、滞在先でそれぞれが運命の出逢いをするなんて設定からして、かなりベタ。でも、アイリスが夢心地になるゴージャスなハリウッド・ライフも、アマンダが旅先だからこそ仕掛ける後腐れのない関係(しかも、相手はジュード・ロウ)も、女心をくすぐりまくり。ジャック・ブラックの軽妙な映画音楽トークや、自分の人生を予告編風に客観視してしまうアマンダの職業病など、映画好きをニヤリとさせるスパイスも効いている。なにより、想定外の恋に戸惑う恋人たちのみならず、周囲の人々の想いの描き方も丁寧なら、会話も粋。誰もが思いがけず心が浮き立ってしまうあたり、この恋物語にはマジックがある! その秘密は、きっとコレ。やっぱり、人は“運命の出逢い”を夢見てる生き物だからよね。

杉谷伸子

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ABOUT THE MOVIE

  • ホリデイ 画像1
  • ホリデイ
  • キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックら豪華スターが競演するロマンティック・コメディ。ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズ。
  • 原題:
    the Holiday
    監督:
    ナンシー・メイヤーズ
    製作総指揮:
    スザンヌ・ファーウェル
    製作:
    ブルース・A・ブロック、ナンシー・メイヤーズ
    撮影:
    ディーン・カンディ
    音楽:
    ハンス・ジマー
    美術:
    ジョン・ハットマン
    出演:
    キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドワード・バーンズ、ルーファス・シーウェル
    2006年アメリカ映画/2時間15分
    配給:
    UIP
  • 3月24日より日劇3ほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C) 2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

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