幸せのちから

劇場公開日:

解説

医療機器事業の失敗によりホームレスとなったが、超難関の株トレーダー養成コースを経て一流証券会社に就職し、アメリカンドリームを成し遂げた実在の人物(クリス・ガードナー)の半生と彼を支えた息子との心の交流を描く人間ドラマ。息子役には主演ウィル・スミスの息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが抜擢。監督はイタリア映画界で活躍し、本作でハリウッドデビューを飾ったガブリエレ・ムッチーノ。

2006年製作/117分/アメリカ
原題または英題:The Pursuit of Happyness
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2007年1月27日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ウィル・スミス
最優秀主題歌賞
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映画評論

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映画レビュー

0.5あえて、共感をする。

2024年11月11日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0とても良いお話だとは思うが…

2024年9月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人的にはウィル・スミス出演作はあまり積極的に観てこなかったが、本作は職場のやり手中堅どころ男子のお勧めにて鑑賞。
うーん、期待して観てしまっただけに、全てが想定内でちょっと普通過ぎの印象。しかも、実の親子共演というのも観終えて初めて知っただけに、本作最大の観どころさえもうまく享受できなかったのはさらに残念…。
どん底からのサクセスストーリーは本来もっと盛り上がれるはずなのだが、本作は家族愛と苦境に焦点を当て過ぎたあまり、サクセスへのプロセスがぼやけてしまい、あまり熱くなれる感じではなかった。
自己啓発映画よろしく随所で心に刺さる名ゼリフもあったにはあったが、それにしても物足りない。「とても良いズボン~」にはこちらも本気で笑ってしまったが(笑)
家庭に仕事に死にものぐるいに頑張りぬいた主人公のとても良いお話しだけに、この程度の創り込みではちょっともったい気がしてならない。

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いけい

3.5【”幼い息子の為に、パパ物凄く頑張るの巻。”貧者から富める者へ。この話が実話なんだから、驚くよねえ。】

2024年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■1981年のサンフランシスコ。妻リンダと息子クリストファー(ジェイデン・スミス)と暮らすクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は高級医療機器骨密度スキャナーのセールスマンとして生計を立てていた。
 だが、仕事がうまく行かず、家計はドンドン苦しくなる。
 愛想を尽かした妻に去られ、家賃の滞納でクリスは、自宅からも立ち退きを命じられてしまう。

◆感想

・クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが、兎に角、走る。車が行き交う中。地下鉄のホーム。凄いスピードで走る。
 頻繁に盗まれる高級医療機器骨密度スキャナーを追い掛けて走る。

・妻に去られ、クリストファーと無料宿泊所に泊まるために行列に並ぶシーンを始め、アメリカの貧富の差を描きつつも、経済的弱者を護るセーフティネットワークがギリギリ機能している所をさり気無く見せるシーンの数々。

・一流証券会社の正社員になるために、半年無給で働くシステムも、如何にもアメリカらしい。そして、合格者はたった一人。

■勿論、クリス・ガードナーが正社員になるシーンは素直に感動する。だって、その前に一時間半近く、彼が苦闘する姿を見ているからね。
 それにしても、クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが醸し出す明るいキャラクターには、救われる作品である。
 でないと、前半はちょっとキツイよ。
 ウィル・スミスの人柄の良さが出ている、証券会社での顧客獲得のために、電話を置かずにかけまくる姿や、忙しいのに上司に色々と言い付けられても、必死にこなす姿も良かったな。

<時折映される、幼きジェイデン・スミスの可愛い寝顔。親だったら、子供の寝顔を見て頑張ろうと思うよね。
 今作は、アメリカ証券会社の厳しさや、社会の貧富の格差を描きながらも、親子の絆もキチンと描いている所が良いね。
 嘘みたいな、ジェットコースターサクセスストーリーだけど、実話がベースなんだから、驚くよね。
 さあ、明日からオイラも仕事を頑張ろうっと。>

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NOBU

4.0自分のことのように嬉しい気持ちになる

2024年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 心温まる良作。
 医療機器の営業は上手くいかないことばかり。売れなければその月の収入は無い。ついには破産してしまい寝床の確保にも苦労する惨めな生活。さらに、自分の生活だけを考えていれば良いのならまだ気が楽だが、息子の生活がかかっている。そのストレスは大きかったはずだ。そんな彼の四苦八苦する姿に、思わず応援したくなる。

 個人的に一番良かったと思うシーンが、証券会社で見習いとして働き勉学に励んだ結果、正式採用されるところ。彼の努力が報われたこのシーンは、観ていてまるで自分のことのように嬉しい気持ちになった。

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根岸 圭一