劇場公開日 2006年9月9日

「スプラッター映画なのに意外性があんまりない」ファイナル・デッドコースター Theo5さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5スプラッター映画なのに意外性があんまりない

2020年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 シリーズ物で同じシリーズを見た事がある人なら話の大まかな流れとオチが予想し過ぎてしまうので、途中途中の死なないようにするような工作が結構茶番に見えてしまう。

写真とリンクする死に方が結構重要なファクターだと思うのだけど、結構写真がチラ見せすぎてもうちょっとちゃんと見せて欲しいとモヤモヤする所が見る側の配慮に欠けているんじゃないかと思った。
最後に写真と死体を比べる演出は安っぽくなる可能性もあるけど、欲しかったなと。

殺害方法も結構複雑なピタゴラスイッチみたいな感じで、事が起こっても結局どういう事?と理解が追い付かない。もうちょっとシンプルにするか、丁寧な説明がないと付いていけない。

役者もジェットコースターに乗ってる時と違う髪型になっていて同一人物なのか解りにくくなっていたり、女性のキャストも若いスタイルの良い姉ちゃんがいっぱい居て、どの娘も同じ感じの髪型顔つきで見分けが付きにくく、その辺りも雑。

人がただただ殺されていくだけで、なんのドラマ性もなく、本当にジェットコースターみたいなわざわざお金を払って恐怖を買いに行く事に価値を見出せる人の為の映画だと思いました。

Theo5