めぐり逢えたらのレビュー・感想・評価

　最後まで出会わないと思っていたら、途中、「ハロー」と声をかけていたのですね。これが伏線となって『めぐり逢い』(1957)に繋がるのですが、この映画のための映画なんですね。『めぐり逢い』を見る前だったので、途中に出てくる台詞には目をつむってしまいました。

　ラスト近くの警備員の言葉についウルウルしてしまったのですが、ケーリー・グラントをもっと勉強しておいた方が良かった・・・

　メグ・ライアンのフィアンセの男性が気の毒すぎてまったく祝福したい気分にならない。ひどい話だった。

　トム・ハンクスが住んでいた湖畔の家と、ボートで自由に遊んでいる感じがすごくよかった。あそこに住みたい。

なかなか、トムハンクスと、メグライアンが会わない。会えない。もどかしい気持ちもあって、最後に会えた時は嬉しかったですね。メグライアンの陽気さとユーモアがいい。テンポよく繰り広げられる会話に笑いました。子役もすごくいい演技してるけど、他には出てないのかな。「めぐり会い」も見たいですね。

いろいろなところで「クリスマスに観たい名作」みたいな感じで書かれていたので観てみましたが…。

何というか…なんの感想も残らない映画でした。

2人が出逢うのが最後っていうのがすごくもやっとするし…
もはやラジオのくだりさえも蛇足な気がしてしまいました。

メグ・ライアンも、この頃はまだ垢抜けない感じでそれほどなぁ〜と思いました。

幼い頃見た時は、エンパイアステートビルに灯るハートのイルミネーションを目指して、メグライアンが必死に会いに行くシーンだけ強烈に印象に残っていた。婚約者置いてけぼりで良いのかな？と思いながら。
既婚になり再度見ると、トムハンクスと子供の女性の好みが同じだった事にほっこりし、りんごの皮を綺麗に剥く点でも運命を感じるメグライアンは、すこーし言葉が雑でも気取らない魅力に溢れていた。ゆるい髪のセットと、青い目に合う水色のストールがとても素敵♡そして、メグライアン扮するアニーが婚約者との関係になにかひっかかる気持ちもよく理解できた。今後婚約者とうまくいかないとも、出逢えてからトムハンクスとうまくいくとも限らない。でも、出逢えるかわかる前に、婚約者としっかり別れてきたアニーの対応は誠実だと感じた。
クリスマスの日、婚約者と別々に帰宅したからラジオを聞けた運命を見過ごさずに、その後は職権乱用して調べ上げたり会いに行ったり、運命と行動を合わせた事でマジックが起こり、引き寄せられた出逢いな気がした。子供もアニーからの手紙に惹かれるだけでなく、返事を書いたり父親を説得したりNY行きを計画したり、行動して手繰り寄せている。
運命とマジックがテーマになっているが、手繰り寄せるにはそれ任せでなく行動が必要なのだと思った。
めぐり逢いという映画をベースに話が進むので、そちらもいつか見てみたい。

映画「めぐり逢えたら」（ノーラ・エフロン監督）から。
私にとっての、ラブコメのゴールデンコンビである、
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の映画。
以前も観たのだが、その頃は台詞をメモするなんて
変わったことはしていなかったから、改めて観直した。
「人生って、本当につまらないことで変わるのね、
それが運命なのよ」
「運命なんて、人間がこじつけに考え出したのよ」
「運命じゃないわ、ただの偶然よ、マジック」等
「運命」という言葉が頻繁に出てくるのだが、
なかなか、自分の感性にぴったりする表現がなく、
諦めかけていた時、このフレーズが飛び込んできた。
しかし残念ながら、主役２人の台詞ではない。（汗）
メグ・ライアンと誰かの会話だった。（気がする）
実は、このフレーズ、もう少し長い。
「誰かにひかれるという現象は、
無意識と無意識が無意識的に反応しあうんだ。
神経症を『運命』と名付けるだけさ」
なるほど・・上手いことを言う、とメモをした。
意識したら、それは「運命」ではなく「偶然」、
そう言い換えてもいい。これなら理解できる。
やっぱり「ラブコメ」はいいな、メモも溢れた。
最後におまけのクイズ「ＭＦＥＯ」は何の略か？
made for each other　「運命の２人」・・へぇ～。