劇場公開日 1993年12月11日

「【幼き息子が”シカゴの眠れぬ父”を想って、行動したことが齎したマジカルな出来事】」めぐり逢えたら NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【幼き息子が”シカゴの眠れぬ父”を想って、行動したことが齎したマジカルな出来事】

2020年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

幸せ

 妻、マギーを亡くしたサム(トム・ハンクス)は、心晴れない日々を送る。

 そんな父の姿を見た、少し大人びたジョナ君は、ある晩ラジオ番組「心のクリニック」のドクター・マーシャに電話で悩みを打ち明ける。事の運びで電話に出たサムは自らの心情を吐露してしまい・・。
ートム・ハンクスの”声”が良い事が良く分かる・・。真摯に亡き妻の事を語る姿は、”全米の女性”のハートをつかむよな・・。-

 その番組をカーステレオで涙ぐみながら聞いていた女性アニー(メグ・ライアン)は・・

 ジョナ君がガールフレンドの力を借りながら、飛行機のチケットを取り、独りでエンパイアステートビルに”新しいママ”を捜しに行く姿もコミカルではあるが、心に響く。

 アニーの婚約者、ウォルターが可哀そうになってしまうが、彼が潔く身を引くところは偉いなあ。

 イロイロと突っ込み所が満載な作品ではあるが、エンパイアステートビルの壁面にライティングされたハートマークや展望台での奇跡的なサムとアニーの出会いのシーンは素敵である。

 劇中、随所で引用される「めぐり逢い」の使い方(セリフだけだったり、映像がTVに映し出されたり)も、効果的である。

<懐かしい香りのする、ラブ・ロマンティック・コメディー>

NOBU
グレシャムの法則さんのコメント
2020年6月28日

諸事情お察しいただいてのコメント、ありがとうございます。

グレシャムの法則