劇場公開日 1989年10月7日

「あの頃のアメリカから見た日本イメージ映画」ブラック・レイン ハッチさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あの頃のアメリカから見た日本イメージ映画

2017年4月14日
iPhoneアプリから投稿

年代を感じるファッション、街並み、音楽、そして日本イメージ。高倉健は、ハリウッドでもブレない存在感。主人公に最後まで思い入れができないのがツライ。人間的な未成熟なら許せるが、道徳的に納得できないキャラが主人公だと感情移入できない。後半、少しずつ成長が描かれるが、それでも個人的にはスッキリしなかった。警察とヤクザの結託もやはり時代のせいかもしれないが、大ヤクザがカッコよすぎじゃないか。阪急の雰囲気がとても良かった。

ハッチ