劇場公開日 1986年9月19日

「マシンガン・トーク‼️」ヒズ・ガール・フライデー 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5マシンガン・トーク‼️

2024年4月2日
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ヒルディは生粋の記者である‼️だから、いくら記者の仕事に嫌気が差し、夫である編集長のウォルターに愛想を尽かして離婚、ブルースという優しい男と再婚して記者を辞めようとしても、目の前で事件が起きると目を輝かせてしまう‼️ウォルターもそんなヒルディのことを一番よく分かっている‼️それにまだちょっとだけ未練があるから、何とか彼女を自分の下でまた記者として働かせたい‼️そのためには偽札を使ったり、ブロンド美女にブルースを誘惑させたり、ブルースの母を誘拐させたりしてしまう‼️やってる事は思いっきり犯罪なんだけど、それもヒルディを愛すればこそ‼️ヒルディも最初はウォルターと大喧嘩するものの、ウォルターがやってる事は自分を愛すればこそと思い込み、記者の仕事を続け、ウォルターと再婚してメデタシ、メデタシ‼️ホントにおめでたいというか、微笑ましいというか、理想的なハリウッドのロマンチック・ドタバタ・コメディですよね‼️しかもこの作品を語る上で欠かせないのが主演の二人、ケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルの演技‼️その凄まじいセリフの応酬‼️まるで機関銃のように‼️これぞマシンガン・トーク‼️このマシンガン・トークで映画に凄まじいテンポと軽快なリズムが生まれ、1時間30分、至福の時間を味わえます‼️さすがはハワード・ホークス監督‼️30年代から40年代のハリウッドのロマコメはこのマシンガン・トークを売りにした、いわゆる "スクリューボール・コメディ" が隆盛だった‼️その先駆けとなったのはフランク・キャプラ監督の超傑作「或る夜の出来事」なのですが、それと並ぶ傑作がこの「ヒズ・ガール・フライデー」ですね‼️

活動写真愛好家