劇場公開日 1962年1月1日

「映画の教科書」椿三十郎(1962) いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画の教科書

2015年12月2日
PCから投稿

楽しい

興奮

無駄がない。表現したいことが濃密、簡潔に伝わってくる。
テンポがよいし、話の流れや場面場面を理解しやすい。

個性付けも秀逸。
少しの描写でそれぞれの魅力的な個性を表現する。

対比が美しい。
静と動、知者と愚者、赤と白、それぞれが引き立っている。

ただ古い映画なので今見ると許容しづらいところもある。
例えば名場面とされるシーンの中での血飛沫。
さすがにあれはCG全盛の今見ると、スっと入ってこない…。

もりり