劇場公開日 1991年6月7日

「寛大な奥さんだなぁと思って観てた」推定無罪 はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0寛大な奥さんだなぁと思って観てた

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主人公は検事。愛人関係にあった女が死に、ハリソン・フォードが犯人と仕組まれてしまうのだが、タイトルからして「推定」なわけだから、かなり言葉巧みに言い逃れしてグレーで終わらす話なんだろうと思った。よって、私にとっては愛人関係はどうでもよく、話術や駆け引きが上手くなる参考になれば...そう思って鑑賞しました。

「真実の発見なくして正義は望めないのだ」
真実(本音)を伝える人がどれほど居るか...そんなこと考えながらスタートした。

上司「選挙で負けそうなんだ。早く犯人を上げろ!さもないとクビにするぞ!」
なんだよ、この展開。。。忖度かよ。

 殺された女はメリットある男と寝てきたツケなんでしょうが、話がなかなか進まない。それどころかエッチシーン含め過去に戻る演出は退屈。いつになったら「逃亡者」みたいに追い込まれていくのか、他の映画が頭をよぎってしまった。誘惑シーン要らないなぁ...殺された女の性格は既に話してるんだからさぁ~。

上の人間が、金だ権力だ名声だ、と一人の女を活用した話しなのかな。判事まで絡んでるとはね。まぁ美人が近寄ってくると用心度は高い。今も昔も変わらない教訓を再認識はしましたが、話術とか私が参考になることは少なかった。

犯人不明だけど、とりあえず無罪で良かった、良かった。
他の女性と関係持ったのに奥さん寛大だなぁ~と思いながら観てしまったな。私の知能じゃ、ひらめきませんでした(苦笑)

お偉いさんは出世するまで大変だ。そうじゃない人も現実はいるけど。。。世のためには真実を伝えず我慢して過ごした方がいい。色恋沙汰で人生を台無しにしていいのか?妙に積極的な女だったろ?反省しろ、これでいいんだよ。--- おそらく自分だったら、そう思って仕事に励むことになるだろう。しかし、奥さんは別なんだよね。

 思ったほど難しい話ではなかったので、裁判モノが苦手な私でも大体理解できましたが、インパクトある場面が無いのが残念。

「やってない、無実だ」と言うと、人は疑ってしまうそうだ。困った心理ですね。どうすりゃいいのでしょう。教えてほしかった(苦笑)

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はむちん2