劇場公開日 2000年12月2日

「チャン・ツィイーの純朴さだけでも観る価値あり。」初恋のきた道 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0チャン・ツィイーの純朴さだけでも観る価値あり。

2009年3月3日

泣ける

萌える

チャン・ツィイーの初主演作。

父の訃報を聞いて故郷に帰ってきた息子は、
今は行われていない昔ながらの葬儀にこだわる年老いた母親の
様子を見て、父と母の馴れ初め話を回想します。

若かりし頃の父と母の恋愛。
現代の映像を白黒、過去の映像をカラーで描くことによって、
過去の父と母の純愛が際立つようになっています。

とにかく、チャン・ツィイー演じる若い頃の母親の姿が、
純粋すぎて目に焼つきますね。
今では、こんな純朴な女性はいないかも知れませんが、
何だか観ていて、自分自身が失った純朴さも取り戻したような
気がしました(苦笑)。

これを観て「んな、阿呆な」とツッコミを入れるかどうかで、
自分の中に純朴さが残ってるかどうかの判断が出来そうですね。

だいすけ