“アイデンティティー” : 新作映画評論

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新作映画評論

“アイデンティティー” “アイデンティティー”

“アイデンティティー”

10月25日より、ニュー東宝シネマほか全国東宝洋画系にてロードショー

超絶のラストが観客を待ちかまえている

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「とにかく見て、感想を教えてくれ。こんな映画、前例ないと思うんだけど、ミステリー小説のほうじゃどうなんだ?」。

先に「“アイデンティティー”」を試写で見た友人が、開口一番言った言葉がこれだった。言われて試写に行った筆者も吃驚仰天。こんなむちゃくちゃな大どんでん返しのあるミステリー小説なんて、どこにもないはずだ!

嵐の夜、アメリカならどこにでもあるような田舎町のモーテルに、偶然集まることになった10人の男女。彼らが、一人、また一人と残虐な手口で殺されていく。犯人は誰で、その動機は何なのか? まったく無関係にしか見えない宿泊客たちの意外な共通点とは?

とまあ、導入部から展開部までのあらすじだけを抜き出せば、本格ミステリーにはありがちな「嵐の山荘」ものの類型にあてはまるのだが、とにかくクライマックスで判明する真相がとんでもない! 一応伏線を張ってはいるものの、フェアとかアンフェアとか、言うのもバカバカしくなる超絶展開が観客を待ちかまえているのだ。

感心する人、怒る人、反応はさまざまだとは思うが、みんな驚かされることは間違いない怪作。あなたもぜひ自分の目で確かめてほしい。

(堺三保)

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ABOUT THE MOVIE

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  • “アイデンティティー”
  • 豪雨のために交通が遮断され、さびれたモーテルに泊まることになった10人の男女は、若いカップル、わがままな女優とそのマネージャー、囚人と彼を護送する刑事、子供連れの夫婦など。まもなく女優が行方不明になり、その頭部が乾燥機の中で発見される。犯人は誰なのか? その目的は? 謎の犯人は殺人を続けていく。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。脚本は「キラー・スノーマン」のマイケル・クーニー。
  • 原題:
    Identity
    監督:
    ジェームズ・マンゴールド
    脚本:
    マイケル・クーニー
    出演:
    ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、アマンダ・ピート
    製作国:
    2003年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間30分
    配給:
    ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • オフィシャルサイト

“アイデンティティー”

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