劇場公開日 2006年9月26日

「女性に観て欲しい」フラガール ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0女性に観て欲しい

2020年1月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

55年前に生きた日本人の価値観や生活が良く理解できたと同時に、現代に生きる私達に置き換えて鑑賞する事も出来る作品でした。石炭から石油の時代になる過渡期に仕事が無くなり地域が衰退していく様は、グローバル化され非正規労働者が増加した今の日本社会と同じです。

戦後の高度経済成長を支えたのは、劇中に出てくる末端の労働者達なので、彼らは時代の変化を受け入れられませんが、彼らと同じく炭鉱町で妻として母として生きる女性達は、フラダンスを踊ります。保守的な男性達と変化を受け入れる女性達との対比の描写が非常に上手く、今の日本社会とも重なりました。

当時の女性は、結婚をして男性を支えるという選択しかなかったと思いますが、まどか先生の様な先進的な女性の影響で、紀美子をはじめとする女性達が先生をリスペクトし自分に自信をつけていく姿に、感動し勇気を貰いました。女性同士の友情物語としても素晴らしいので、是非女性に観て欲しい作品です。

ミカ