GO : 新作映画評論

現在の掲載作品数23666

GO

劇場公開日
RATE
NO RATE
GOのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
GOをクリップ
  • GOの作品情報
  • GOの注目特集
  • GOの映画評論
  • GOの予告動画
  • GOのフォトギャラリー
  • GOのDVD
  • GOの映画レビュー
  • GOのグッズ
  • GOの知恵袋
  • GOのつぶやき

GO

GO

10月20日より、丸の内東映ほか東映系にてロードショー

体の中からカーッとエネルギーが湧いて元気になる映画

画像

「GO」は、在日韓国人の高校生杉原が、日本の女の子と恋愛して自分のアイデンティティーに悩む話だ。今、この1行を読んで、「あッダメ、ジメッと落ち込む映画でしょう、パスパス」って思わなかった? 嬉しいことにその予測は大ハズレ。落ち込むどころか、体の中からカーッとエネルギーが湧いて元気になる映画なのだ。それに全然暗くない。哀しくて泣くシーンも、感動で涙がじわーッと出るシーンもあるけど、大方はおかしくてゲラゲラ笑っちゃうエピソードが詰まっている。

この前向きのエネルギーは、金城一紀の原作から引き継いだもの。朝鮮半島と差別が絡んだ話を、パワフルなコメディで語るセンスが、まず素晴しい。勉強もしないで万引きや補導スレスレの悪さに明け暮れていた中学時代の杉原。北朝鮮から韓国へ、突然国籍を変えた父親から、広い世界を見ろとハッパをかけられる杉原。ひとつひとつのエピソードから、「俺って何なんだ!」という杉原の疑問、モヤモヤした怒りが、ビンビン伝わってくる。

ボンバーヘッドに切れた恐い目で、喧嘩に勝ちまくる窪塚洋介が魅力。父親が息子に伝え残していくものを、ブッキラボーな愛情で表現する父親役の山崎努も最高だ。

(森山京子)

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • GO 画像 [拡大画像]
  • GO
  • 高校3年の杉原の国籍は韓国だが、普段はまったく気にしない。桜井という少女とつきあうようになり、いつか自分の国籍を告白しなくてはならないと思っていたある日、同じ国籍をもつ親友に悲劇が起こる。 原作は金城一紀の直木賞受賞作「GO」。監督は、昨年の釜山映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「ひまわり」の行定勲。脚本はTV「池袋ウエストゲートパーク」の宮藤官九郎。同番組に出演した窪塚洋介、「バトル・ロワイアル」の柴咲コウら若手人気俳優が共演。
  • 監督:
    行定勲
    脚本:
    宮藤官九郎
    原作:
    金城一紀
    出演:
    窪塚洋介柴咲コウ大竹しのぶ山崎努
    製作国:
    2001年日本映画
    上映時間:
    2時間2分
    配給:
    東映
  • オフィシャルサイト

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...