劇場公開日 2001年5月3日

「16年20本目はイケメンサイコパスのサイコ映画に見せ掛けて終盤あたりで社会風刺映画に変わる超クールなトリック(笑)映画」アメリカン・サイコ Aさんの映画レビュー(感想・評価)

4.516年20本目はイケメンサイコパスのサイコ映画に見せ掛けて終盤あたりで社会風刺映画に変わる超クールなトリック(笑)映画

Aさん
2016年10月17日
PCから投稿

怖い

興奮

知的

16年20本目はイケメンサイコパスのサイコ映画に見せ掛けて終盤あたりで社会風刺映画に変わる超クールなトリック(笑)映画。まさかそういう方向のヲチでくるとは〜。
表面上は超几帳面で神経質で地位も見た目も兼ね備えるカンペキなイケメンがサイコパスでしたって話。内面は感情らしい感情は怒り?くらいしか無く空虚なホロウマン。殺人で空虚を満たそうとする彼はおぞましいけど哀れでもあり。
名刺のシーンが印象的。主人公の勤める会社でお偉いさんたちが、デザイン的にはシンプルなんだけど紙質も紙色もフォントも違うその微々たる?ちがいをマウンティングし合うシーンは見物。わたしも名刺マウンティングごっこしたい〜。
完璧サイコ主人公を演じるのがクリスチャン・ベイル(吹替草尾毅!)。メッチャキレイ。イケメン。わたしにとってクリスチャンベイルはマシニスト(人生で好きな映画5本のうちひとつ)なので筋肉もりもりほんと驚いた、これがプロか!
あととある人物が失踪して探偵が捜査を始めるんだけどその探偵がウィレム・デフォーだったのも驚いた。予備知識ほとんど仕入れないで映画観る我だから。2日前にアンチクライスト(ラースフォントリアー!)を再鑑賞したので唸りました〜。あまり好きな顔じゃないんだけど。

映画で言いたかったことと原作小説で言いたかったことは若干違うそうだけどと取り敢えず映画を観た感想としては、ラストが結構唐突で後味が宜しくは無いので「え、終わり?!」って感じ。それが大好物なので美味しく戴けました

A