劇場公開日 2005年2月5日

「史実を描いた娯楽作品としては」アレキサンダー としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0史実を描いた娯楽作品としては

2016年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

知的

ぎりぎり合格と言ったところ。
アレキサンダーはまず世の中の人が認知する
世界の覇者であるはず。
史実を再現するスリリング、かつ壮大な
物語はさぞ、描きようが有るだろうに。
もう少し上手く作れたのでは??と思います。

まず主人公を演じるコリン・ファレル。
金髪はまだ我慢できるとしてもあの独特な
ハの字眉毛+垂れ目が何となく大王って感じでは
無いんだよなあ、いっそのこと青年期と晩年とを
別の役者がやればよかったのに。
脇役もいまいち光らず。
アンソニー御大に至っては登場時間短すぎ。
アジア系からアフリカ、インド系まで多くの
役者が出ています。

ストーリー展開もいまいちドキドキ感なし。
裏話的な史実の描き方もひねってあって
面白いんですが全体的にインパクトが薄い。
戦闘シーンは流石の迫力でしたが
300とかと比べるとやはり手に汗握るシーンは
やはりCGは不可欠ですね。

歴史物大好きな自分はなんとか我慢できましたが
そうでない方にはお勧めできないですかね。
なんせ、長いですから。

是非、300観た後のギリシア、マケドニア
ペルシャの関係性を知った後に観てほしいですね。

としぱぱ