劇場公開日 2024年4月26日

リバウンドのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

3.5爽やかな気づきをもたらすバスケ映画

2024年4月29日
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鑑賞方法:試写会

バスケ映画といえば、一昨年末に公開された「スラムダンク」の余韻をいまだ引きずっている私ではあるが、韓国が生んだこの映画もそれとは趣きの違うコメディタッチを持つスポーツ物でありながら、多少なりとも楽しめた。はみ出し者たちが結束して地区大会で繰り広げる下克上劇は、いわば定番とはいえ、どんなジャンルであれ観客の胸を躍らせるものがある。印象的なのは、チームのメンバーが序盤はさほど強烈な個性を身に纏っているわけではないとこと。強豪校ではないので、一人また一人と加わるのは、個性や才能を発揮できずにいたり、引っ込み思案に見えたり、高校生にして何らかの挫折を味わっている者ばかり。コーチもコーチで生徒に負けず劣らずの過去を抱えているのだが、そんな彼らが挫折をバネに、失敗をチャンスへ変えていく過程を「リバウンド」という言葉に集約させる様がすとんと胸に落ちる。情熱や根性とは違う、爽やかな気づきをもたらす作品だ。

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牛津厚信

4.0「下剋上球児」のバスケ版のような、韓国での実話

2024年4月28日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

日本ではあまり知られていないチャン・ハンジュン監督に、スター俳優もいないキャスト陣の映画にしてはなかなかの掘り出し物だ。2012年に韓国で大いに話題になった実際の出来事を映画化したそうで、エンディングに実際の選手たちと俳優たちの比較写真が映し出されるが、見た目のそっくり度はかなりのもの。試合中のプレーの演技もリアルで迫力があり、緩急をつけた演出もうまく、クオリティーの高いスポーツ映画に仕上がっている。

話の大筋としては、昨年放送されたドラマ「下剋上球児」に似ている。高校の弱小運動部に若い指導者が着任し、部員たちのやる気と能力を引き出してめきめきと強くなり、並みいる強豪校を次々に撃破して全国から注目されるようになる、という展開だ。

日本でバスケットボールを題材にした物語といえばもちろん「SLAM DUNK」だが、バスケに限らず日本のスポーツ青春系ストーリーは漫画・アニメが強力すぎるせいか、本格的な実写映画がなかなか作られない傾向があるように感じる。ボクシングのような個人競技はまだしも、バスケやサッカーなどを題材にする場合、身体能力と演技力を併せ持った若手俳優を揃えるのが困難という事情もあるのだろう。韓国のスポーツ映画といえば、卓球の南北統一チームの実話を映画化した「ハナ 奇跡の46日間」も面白かった記憶がある。邦画界もスポーツ実写の分野でもっと奮起してもらいたいものだ。

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高森 郁哉

4.5いい映画でした。

2024年5月20日
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家族で観に行きました。
監督の人間味溢れる行動が強い感動をもたらし、
とてもいい映画でした。
ありがとうございます。

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オート

4.0コーチは公益勤務要員

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

ノーマークだったけど、お気軽に観られそうで評判もよさげなので鑑賞。予想通り展開はまあマンガなのだが、これが実話ベースだというのが驚き。演出もマンガ的コメディで話は詰め込んであるものの、まさにバスケのようなテンポのいいスピード感で進むので飽きずに観られる。また、各登場人物の見せ場がちゃんと用意されていて、思わず落涙してしまう場面も多々あり。

バスケ素人の自分が見るかぎり試合シーンもリアルに描かれているし、なにより各キャラと演じる役者の顔面や佇まいがちゃんとマッチしている。エンタメとしてのクオリティ、韓国映画はさすがに手堅い。日本で知名度のある俳優が出ているわけでもないため公開規模が限定的なのが残念〜。

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ジョンスペ

3.5余計な過剰演出も韓流的で愛おしい

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

やはり韓国実写映画のアドレナリン過剰演技がもたらす感動は鉄板で「ハイキュー」+「下剋上球児」のバスケ版なんだけど実話だというのだから恐れ入る、インターハイを寄せ集め6人のメンバーで全国決勝戦まで勝ち上がる高校バスケチームの話なんてフィクションなら誰も書きはしないのだ。役者はそれなりに特訓したとは思うのだがゲームシーンはどちらかというとトロくてコンテに沿ったカット割りが細かくワンショットで見せる緊迫感が無く残念だけれどそれを逆手にとって場外(授業中の教室や職員室)に伝わってくる情報で一喜一憂を表現(特にゲーム結果)した手法が見事。暗闇で感動して泣きたいという欲求を100%満たしてくれる王道スポーツ根性無し青春映画なのだ。

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たあちゃん

4.0勢いたっぷりの黄金パターン

2024年5月9日
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鑑賞方法:映画館

全編、笑いと涙に包まれた、勢いたっぷりの青春映画でありました。

ダメな選手と監督が、長所を伸ばして大逆転下剋上って、『がんばれベアーズ』系の感動必至な黄金パターン。
しかもタイトル通り、大きな挫折からの再起という形で。

ただし、実話ベースっていうんだから、現実は小説より奇なりって感じで。
監督の顔つきなど、本人に寄せていく努力をしていて、再現度も高い。

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コージィ日本犬

3.0下剋上球児の韓国版・バスケットボール版🏀

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

下剋上球児の韓国版・バスケットボール版🏀
しかも実話って、ビックリ❣️
こっちの方が凄いですね⛹‍♀

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タモン

3.5実話ベース、ってのがすごい。

2024年5月6日
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鑑賞方法:映画館

青春スポ根、だけでなく人生失敗しても次があるさ、って話が良いねー。友情話でうる、っとさせるのもツボを得てる。恋愛っけが皆無なのも良いし、キャラクターも誰もキュートで憎めない。試合の勝敗以外はフィクションだらけと思うけど面白かった。

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peanuts

4.0予想を超えていく

2024年5月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

王道、お約束、事実に基づいてるにしてはすごい、という言葉の羅列で予想できる流れと言えばそうなんですが、それにしてもここまでいくとは!ってとこまでいってくれて気持ちいい。もっともっと試合のシーン多めでも良かった。
監督が始めからパーフェクトじゃなくて生徒と共に成長していく感じが、大人でも何かを得られるポイントで良かったです。

もう高校生が全力で部活に励んでる絵面で泣ける族の皆様はご満足頂けるはず。

ただ、結構な本数のシュートの当たり外れが字幕のフライングで1~2秒前に分かってしまうのが難点。
吹替も出そうにもないのでどうにか調整できませんかね。

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主人公のこと我が子と思ってる人

5.0「楽しくて夢中になれるもの」

2024年5月3日
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楽しい

興奮

幸せ

今年72本目。

楽しくて夢中になれるもの、バスケをやろう。
本気でやるのか?
本気の何が悪いんですか?
この2つが印象に。
中学の時バスケ部でしたが本編のバスケの試合が日本の全国高校総体位の高いレベルでした。
自分は高校の時よく高校9冠の秋田能代工を見ていましたが、今作非常にレベルの高い試合を半分の1時間見ていたイメージ。
2年前「モガディシュ」昨年「非常宣言」「コンフィデンシャル」など韓国映画本当に好き。

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ヨッシー

3.5実話に忠実に作られたと思うが

2024年5月3日
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楽しい

 実話に忠実に作られたと思う作品。もう少し脚色を加えて、コーチの心の葛藤、家族との対立、美少女の登場などがあると、もっとランキングが上がると思った。韓国らしい軍隊的な練習と根性論はどうかと思うが、部員は少なくても、みんなが育って活躍する。日本の部活では、百人以上の部員がいて、3年間で一度も試合に出られずに部員がくさっていく部活がどれだけあるか。部活はいつか引退するが、人生は続くことを、部活の指導者こそ心に留めてほしい。

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セイコウウドク

3.0期待通り

2024年5月2日
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予想していたが、ストーリーはどこかで観たような。
でも羨ましいほど熱くて爽やか。エンディングは文句なしに感無量。
部員集めが長く感じた。

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ニモ

4.5バスケット人生が終わっても人生は続いていく

2024年4月30日
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泣ける

興奮

幸せ

弱小バスケットボールチームが奇跡を起こす典型的な実話ベース作品だと思っていたが、高評価であり、ポテンシャルの高い作品が多い韓国映画なので予定外で鑑賞した。前半は想定通りの展開だったが、後半は、勝負を超えて人生の在り方に迫っていく、深みのある作品だった。“バスケット人生は終わっても人生は続く”という言葉が心に刺さる。

元バスケット選手のカン・ヤンヒョンは、釜山中央高校の弱小バスケットボール部のコーチに就任する。就任早々の全国大会初戦で高校バスケットボール界最強の龍山高校と対戦しチームワークが崩れ惨敗する。学校側は廃部を検討する。ヤンヒョンは部員達を再結集して、チームワークを鍛えチームを再生する。そして、たった6人の部員達とともに再び全国大会に挑んでいく・・・。

惨敗した当初は、6か月の対外試合禁止処分を受けたので、対外試合をやれない日々が続く。それでもヤンヒョンは諦めず新部員を募ってチームの再起を図る。6か月間が、部員達のバスケットボールに対する強い想いを蘇させる。対外試合をやりたい、勝負したいという気持ちが日に日に強くなる。6か月の空白が彼らの本心を浮き彫りにする。そして、彼らは新メンバーを加えたチームとして再生する。

再生したチームは、本音でぶつかり合い、互いのバスケットボールへの熱い想いを知り、団結し、全国大会の試合を通して、相互理解、相互信頼できる強いチームワークを築いていく。部員達各々の想いも吐露される。満身創痍で限界を超えた者、この全国大会でバスケットから去る者、各々の想いを抱いて戦っていく。

クライマックスの全国大会・決勝の決着は描かない。試合結果と彼らのその後が字幕で綴られるだけだ。何故か。部員達の人生はここで終わらない。この先も続いていくという作り手の揺るぎない意志を感じた。彼らの人生のクライマックスは今ではない。これからである。

本作は、人生の生き方を示唆したスポーツ青春ドラマである。

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みかずき

3.5実話とは、驚きだった

2024年4月30日
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興奮

元バスケ選手のカン・ヤンヒョンは、釜山中央高校バスケ部のコーチになった。しかし全国大会の初戦で高校最強の龍山高校と当たり惨敗した。学校はバスケットボール部の廃部を検討するが、ヤンヒョンは4人の部員と、新入生2人を加えた6人で全国大会を目指す、という2012年の実話を基にした話。

韓国ってバスケ部の有る高校が少ないのかな?地区予選も無くいきなり全国大会だったようだけど。
交代要員が居ないのに5人で決勝まで行き、決勝は2人退場で最後3人となり敗れた、とはいえ凄い事が起きたんだなぁ、と感動した。
コーチ役も部員役も熱演してて良かった。
ただ、あんなに学校で盛り上がるなら、もっと部員が集まれば良いのに、と思った。

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りあの

3.5実写版スラムダンク⁉

2024年4月30日
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楽しい

興奮

知識ゼロで鑑賞。スラムダンクの実写版みたいな印象でなかなか面白かった。
実話だと知り驚きジーンと来た(T_T)。

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おむすび

4.5実話じゃなかったらそんなわけあるかと思うくらい

2024年4月30日
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2024年劇場鑑賞97本目。
つぶれかけのバスケ部に来たコーチがバスケ部を立て直す韓国の実話。そこに至るまでの練習はともかく、部員の人数が少ないので他の高校が選手をどんどん入れ替えて体力を温存できるのに対してフル出場を余儀なくされる超ハンデ戦でも勝っていくのはさすがに無理あるだろと思いますが実話なんだから仕方ない。
リアルスラムダンクという感じでなかなか面白かったです。

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ガゾーサ

4.5こんなの応援したくなるに決まってる

2024年4月30日
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バスケを題材にした物語だとどうしてもスラムダンクと比べてしまう。これは仕方のないこと。そしてメンバー集めから始まり、登録選手が少ないチームが勝ち上がっていくという話は、ドカベンとか球道くんとか水島新司の野球マンガによくあるパターン(他のスポーツマンガでも使われる手法とも言える)。5人でやるスポーツで選手が6人しかいない高校が勝ち進むストーリーなんてマンガじゃないと受け入れられないが、驚くのはこれが実話ベースだということ。こんなのリアルにあったら盛り上がるに決まってる。
高校のスポーツを題材にした物語だと大事なのはどんな大会があるのかということ。日本とは違うから参加している大会が地方予選なのか全国大会なのかがわかりづらかった。そして、韓国の高校は転校してもすぐに大会に出場できるんだなと妙なところが気になる。ここらへんはフィクションかもしれないけど。
笑えるところも結構あるけど、やはり基本はスポーツもの。バラバラだったチームが徐々に結束を強めていく流れがいい。あの下手な子がゴールを決めるところや、(スラムダンクほど感動的ではないけど)いがみ合っていた2人のタッチに胸が熱くなる。そして1番の胸熱ポイントがコーチの言葉だ。高校時代に頑張っていた部活とその後の自分の人生を重ね合わせてグッと来てしまった。盛り上がってきたところでfun.のあの曲が使われたことも嬉しい驚き。歌詞の内容はスポーツに合わないけど、サビのところだけ合っていればいいってことなんだな。とても印象に残る、効果的な使われ方だった。
胸熱ポイントはたくさんあったしfun.もよかったけど、それでも不思議と涙は出てこなかった。泣きそうだったけど。泣いてしまったのはエンディング。その後の彼らの進路を見て妙に涙が流れてきた。嬉しい気持ちと切ない気持ちとが混じり合った涙だった。コーチの言葉があってこそのこのエンディング。いい終わり方だ。
それにしても若い女性が全く登場しないという設定に少し驚いた。実話ベースだから実際そうだったんだろうけど。女優なんかで客寄せはしないぜという気概か。実際、かわいい女の子がいなくてもいい映画は作れるということ。とてもいい映画だった。

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kenshuchu

4.0青春ものスポーツ映画として良

2024年4月29日
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泣ける

楽しい

興奮

実話を基にしているとあってストーリーは言わずもがなですがテーマが好みでした。
バスケシーンや試合がきちんとしていて等身大の演技がグッド。それぞれのキャラクターの見せ場もあり見て損なしのグッド映画ですね。

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aooni

4.0軽く、爽やかに笑えて、そして泣ける良作!

2024年4月29日
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実話ベースということだが、フィクションでも追いつかないくらいのドラマ性!
「負け犬復活もの」 (勝手に命名) の代表格くらいの面白さ。
2時間の尺の中で、選手ひとりひとりの個性や想いがキチンと描かれているし、直ぐにいなくなった初期メン二人もちゃんとフォローするなど、全体的な配慮も行き届いていて、非常に良く出来ている。
あのめちゃくちゃ良く出来てた「ザ・ファースト・スラムダンク」にハマりきれなかった理由が、「ちょっと重すぎたから」だったことにこの作品で気付けた…ww
軽く、爽やかに笑えて、そして泣ける良作!

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ぱんちょ

3.5教師の人間性が生徒を育むしポジティブなバカさが奇跡を生む。 上達ス...

2024年4月29日
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教師の人間性が生徒を育むしポジティブなバカさが奇跡を生む。
上達スピードや勝ち進んでいく実態感みたいなものに描写不足は感じたけど感動で終わった!
こうゆう実話が実在するんだもんなぁ
大人も子どもも一緒になって熱狂できるスポーツって部活ってやっぱいいな!

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hannnamovie