見知らぬ人の痛みのレビュー・感想・評価
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ある女性が就職した先が、 ネット上の動画から、残酷など不適切なもの...
ある女性が就職した先が、
ネット上の動画から、残酷など不適切なものを削除してゆく仕事。
その仕事に動揺しながら進めたり。
過去の被害体験を思い出し、痛みを感じたり…の話。
誰が投稿したか分からない、えげつないもの、確かにたくさんありますね。
心を壊さないために、むしろまじめに見ないほうが良いようなもの。
考えさせられる契機を授かりました。
最後の拠り所が、有るのと無いのとでは、著しく違うであろうことも、想像できました。
コンパクトで観やすい
心無い人の行動や言動に心ある人が命をすり減らす、そんな現実の理不尽さを切り取った問題提起作。
心ある被害者が生きづらくなってしまうような息苦しい世の中。
人間は便利さと引き換えにあまりにも大きな代償を払い続けているのではないかと感じるのはわたしだけではないはず。
こんな世の中では心を鈍感にし続けないと生き延びることさえ出来ないのかな……寂しいな。
コンテンツモデレーター
知りませんでした
そんな仕事があることは
ネットに溢れてる違法コンテンツには
この職業の方々の地道な対応のおかげなのでしょう
世界中至る所にある
理不尽なことによる見知らぬ人の痛みが
ココロの痛みから抜け出せずにいた彼女が
再生するきっかけとなったのですね
書くこと〔吐き出すこと、アウトプットすること)は
やはり大事なものと再認識した。
供養
ネット上で不適切画像や動画をBANするコンテンツモデレーターという仕事に就いた女性の話。
あらすじ紹介に書かれ過ぎな気がするけれど、生徒からのいじめで学校を辞めた元中学英語教師が、内容を良く知らずに採用された仕事をする中で心を痛めると共に、自身の過去とも向き合うことになる。
最初は気分も悪くなったけれど、書き写し命名することに使命感みたいなものをおぼえたのか、そしてそんな中でのファミレスでの女の子とのやり取りは何を思うのか…。
強メンタルなうえにグロ耐性もある自分には直接的には共感出来ないところもあったし、少女のそれは自分の為だよね?なんて思えてしまうけれど、主人公の感じるものは解るよね…ってことで、ちょっと掴みどころのない結末ではあったけれどなかなか面白かった。
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