劇場公開日 2024年2月9日

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「昔の演劇集団キャラメルボックスでやっていた舞台のようなタイムリープ・ラブ・ファンタジー」同感 時が交差する初恋 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0昔の演劇集団キャラメルボックスでやっていた舞台のようなタイムリープ・ラブ・ファンタジー

2024年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

萌える

昔の演劇集団キャラメルボックスでやっていた舞台のようなタイムリープ・ラブ・ファンタジー。
原作は2000年の韓国映画「リメンバー・ミー」だそうですが、無線機などで過去と通話する話はほかにもあったような気がします。

1999年の気恥しいような大学生の純粋な恋愛シーンに、自分はその年代ではなかったのですが、学生時代の描写に昔を思い出して、イタイような、気恥ずかしいような気持ちになります。
そして、韓国映画だけあって、2つの時代のヒロインが、どちらもとっても可愛い。
また、タイムリープもののお約束、伏線も感動的に回収。
1999年、公衆電話ボックスへの落書きも。
2022年ならではの韓国語の流行語も興味深い。韓国でも今の時代は言葉を省略するのが流行りなんですね。
無線でやりとりした二人の関係、そして終盤の展開も、予想からひとひねりあって泣けます。
ラストのラストにもオチがいいです。

ITOYA