全米映画ランキング : 2025年1月3日~2025年1月5日

全米映画ランキング:2025年1月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2025年1月3日~2025年1月5日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 ライオン・キング ムファサ 3 23,836,000 168,600,931
2 1 ソニック × シャドウ TOKYO MISSION 3 21,200,000 187,508,000
3 3 Nosferatu

Nosferatu

Focus Features

2 13,200,000 69,401,000
4 5 モアナと伝説の海2

Moana 2
「モアナと伝説の海2」

Walt Disney
(ディズニー)

6 12,397,000 425,152,483
5 4 ウィキッド ふたりの魔女 7 10,200,000 450,752,000
6 6 名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN

A Complete Unknown
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

2 8,067,000 41,696,667
7 7 ベイビーガール

Babygirl
「ベイビーガール」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

3 4,492,499 16,112,999
8 8 グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

Gladiator II
「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

7 2,675,000 168,867,000
9 9 Homestead

Homestead

Angel Studios

3 2,103,576 17,475,156
10 10 The Fire Inside

The Fire Inside

Amazon MGM Studios

2 1,229,902 7,129,000

「ライオン・キング ムファサ」公開3週目で首位獲得! 「吸血鬼ノスフェラトゥ」リメイク版が3位をキープ

新年を迎えた1月第1週の北米映画市場は、週末3日間(1月3日~5日)の累計興行収入が1億ドルを超え、好調なスタートを切りました。前週からトップ2作品の順位が入れ替わり、「ライオン・キング ムファサ」(ディズニー)が首位、「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」(パラマウント)が2位となりました。

「ライオン・キング ムファサ」は前週、週末3日間(12月27日~29日)で、オープニング興行収入を100万ドル上回る、興収3780万ドルを記録。3週目の週末で、興収2380万ドルをあげました。累計興収は1億6800万ドルを超え、2024年に公開された作品のなかで、19位にランクインしました。

「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」は、週末3日間で興収2100万ドルを記録。3週目の週末興収としては、シリーズ3作品のなかで最高の数字となりました。米バラエティ誌は、シリーズ第4弾が27年に公開されると報じています。

ロバート・エガース監督(「ライトハウス」)が、「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)をリメイクしたホラー「Nosferatu(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)は、3位をキープ。リリー=ローズ・デップが、不動産業者のトーマス(ニコラス・ホルト)との結婚後、“死”と結婚する夢を見て、てんかんを患う、純真な女性エレンを演じました。

ある日、トーマスは、城に住む謎の男・オルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)の依頼を受け、トランシルバニアへ旅立つことに。エレンは友人・アンナ(エマ・コリン)とその夫・フリードリッヒ(アーロン・テイラー=ジョンソン)の看病を受けます。しかしエレンを治療できなかった夫妻は、やがて彼女をフォン・フランツ教授(ウィレム・デフォー)に紹介。フランツ教授は、エレンがオルロック伯爵に精神的にコントロールされていると推測します。週末3日間で、興収1320万ドルをあげました。

ティモシー・シャラメが、ミュージシャンのボブ・ディランを演じた伝記映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(サーチライト・ピクチャーズ)も、6位をキープ。エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、スクート・マクネイリーらが共演しました。ジェームズ・マンゴールド監督(「フォードvsフェラーリ」)がメガホンをとり、週末3日間で興収800万ドルを記録しました。

7位にも前週と同じく、ニコール・キッドマンが主演、ハリス・ディキンソンが共演し、CEOとインターンの不倫から始まるエロティックスリラー「ベイビーガール」(A24)がランクイン。ハリナ・ライン(「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」)が監督を務め、ダビド・イノホサ(「パスト ライブス 再会」)が製作を担い、批評家からは高評価を寄せられています。週末3日間で、興収400万ドルをあげました。

プロボクサーであるクラレッサ・シールズの伝記映画「The Fire Inside(原題)」(アマゾン、MGM)も、引き続き10位に。ライアン・デスティニー、ブライアン・タイリー・ヘンリーが共演。ブラックパンサー」の撮影を担当したレイチェル・モリソンがメガホンをとり、エリシア・ホームズ(「レミニセンス」)とバリー・ジェンキンス(「ライオン・キング ムファサ」が脚本を執筆し、週末3日間で興収120万ドルを記録しました。

2025年1月6日更新 Dan Knighton

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