全米映画ランキング : 2024年11月1日~2024年11月3日

全米映画ランキング:2024年11月4日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年11月1日~2024年11月3日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ヴェノム ザ・ラストダンス

Venom: The Last Dance
「ヴェノム ザ・ラストダンス」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 26,100,000 90,047,430
2 4 野生の島のロズ

The Wild Robot
「野生の島のロズ」

Universal
(東宝東和、ギャガ)

6 7,550,000 121,475,610
3 2 Smile 2

Smile 2

Paramount

3 6,800,000 52,686,540
4 3 コンクラーベ(原題)

Conclave
「コンクラーベ(原題)」

Focus Features
(キノフィルムズ)

2 5,300,000 15,221,960
5 Here

Here

Sony Pictures

1 5,000,000 5,000,000
6 5 We Live in Time 4 3,474,299 17,694,022
7 6 テリファー 聖夜の悪夢

Terrifier 3
「テリファー 聖夜の悪夢」

Iconic Events
(プルーク、エクストリームフィルム)

4 3,437,852 49,717,642
8 Singham Again

Singham Again

Moviegoers Entertainment Ltd

1 2,095,741 2,095,741
9 7 ビートルジュース ビートルジュース

Beetlejuice Beetlejuice
「ビートルジュース ビートルジュース」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

9 2,085,000 292,099,291
10 Bhool Bhulaiyaa 3

Bhool Bhulaiyaa 3

Shree International

1 2,082,603 2,082,603

「ヴェノム ザ・ラストダンス」首位キープ! ロバート・ゼメキス&トム・ハンクスのタッグ作が5位に初登場

11月第1週の北米映画市場の累計興行収入は、ホリデーシーズンに入ったにも関わらず、2024年下期で最も低調な結果となりました。週末3日間の興収ランキングには、新作4本がランクイン。マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズ第3弾「ヴェノム ザ・ラストダンス」(ソニー)が首位をキープし、週末3日間で興収2600万ドルをあげました。累計興収は、9000万ドルを突破しています。

ドリームワークス・アニメーションのSFアニメ「野生の島のロズ」(ユニバーサル)は、公開6週目で2位に返り咲き。上映規模が縮小したにも関わらず、週末3日間で興収750万ドルを記録しました。累計興収は、1億2100万ドルを超えています。

ロバート・ゼメキスが監督、トム・ハンクス、ロビン・ライトが共演し、「フォレスト・ガンプ 一期一会」の面々が再タッグを組んだ「Here(原題)」(ソニー)は、5位に初登場しました。本作は、リチャード・マクガイアの同名グラフィックノベルを基に、ある一区画の土地で繰り広げられる物語を、数億年の時を超え、“固定視点”で描くもの。ハンクスとライトは、20世紀を生きるリチャードとマーガレットのカップルを演じています。リチャードの父役でポール・ベタニーが共演し、同じく「フォレスト・ガンプ 一期一会」のゼメキス監督とエリック・ロスが脚本を担当。週末3日間で興収500万ドルをあげました。この数字は。製作費の約10分の1にあたります。

8位は、インドのアクション映画「Singham Again(原題)」(Moviegoers Entertainment)。古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」を基に、副警視総監シンガム(アジャイ・デーブガン)が、犯罪王デンジャー・ランカ(アルジュン・カプール)に誘拐された妻(カリーナ・カプール・カーン)を救出しようと奮闘するさまを描いています。製作費4000万ドルに対し、週末3日間で興収200万ドルを記録し、ローヒト・シェッティ監督による「Cop」シリーズ5作品のなかでは最高の数字となりました。

インドのホラーコメディ「Bhool Bhulaiyaa 3(原題)」(Shree International)は、10位にランクイン。カルティック・アーリアンが主演を務め、呪われた城を攻略するために雇われた偽物のエクソシスト、ルハーンを演じました。製作費1700万ドルに対し、週末3日間で興収200万ドルを超え、07年に公開された第1作「Bhool Bhulaiyaa」のオープニング興収を上回りました(第2作は北米公開なし)。

2024年11月4日更新 Dan Knighton

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