全米映画ランキング : 2024年11月8日~2024年11月10日

全米映画ランキング:2024年11月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年11月8日~2024年11月10日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ヴェノム ザ・ラストダンス

Venom: The Last Dance
「ヴェノム ザ・ラストダンス」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 16,225,000 114,818,738
2 The Best Christmas Pageant Ever 1 11,100,000 11,100,000
3 Heretic

Heretic

A24

1 11,016,055 11,016,055
4 2 野生の島のロズ

The Wild Robot
「野生の島のロズ」

Universal
(東宝東和、ギャガ)

7 6,650,000 130,887,835
5 3 Smile 2

Smile 2

Paramount

4 5,000,000 60,540,024
6 4 コンクラーベ(原題)

Conclave
「コンクラーベ(原題)」

Focus Features
(キノフィルムズ)

3 4,100,000 21,512,705
7 ANORA アノーラ

Anora
「ANORA アノーラ」

Neon
(ビターズ・エンド)

3 2,455,000 7,218,392
8 5 Here

Here

Sony Pictures

2 2,425,000 9,501,565
9 6 We Live in Time 5 2,210,612 21,812,338
10 7 テリファー 聖夜の悪夢

Terrifier 3
「テリファー 聖夜の悪夢」

Iconic Events
(プルーク、エクストリームフィルム)

5 1,470,354 53,313,195

「ヴェノム ザ・ラストダンス」V3! ヒュー・グラント主演のA24ホラースリラーが3位

秋が深まり、11月第2週を迎えた北米映画市場は苦戦を強いられ、興行成績は2024年下期で最も低調な結果となりました。マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズ第3弾「ヴェノム ザ・ラストダンス」(ソニー)は、北米最大の上映規模を誇り、3週連続で首位をキープ。週末3日間で興収1600万ドルをあげ、累計興収は、1億1400万ドルを突破しています。

ファミリーコメディ「The Best Christmas Pageant Ever(原題)」(ライオンズゲート)は、2位に初登場。1972年に出版され、83年にテレビスペシャルとして映像化されたバーバラ・ロビンソンの小説を原作に、6人の行儀の悪い兄妹たちが、地域の教会で行われるキリスト降誕祭の演目に出演する姿を描いています。監督は、キリストの生涯を描く人気テレビ番組シリーズ「The Chosen」のダラス・ジェンキンス。批評家から好評を得て、週末3日間で興収1110万ドルをあげ、製作費を超える数字となりました。

3位は、ヒュー・グラント主演のホラースリラー「Heretic(原題)」(A24)。日々布教活動に励むふたりの敬虔なモルモン教徒が、危険な男を勧誘したことから襲われる恐怖を描いています。「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」のスコット・ベック監督とブライアン・ウッズ監督がメガホンをとり、週末3日間で興収1100万ドルをあげ、製作費を超える数字を記録。同作は、第49回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映されました。

2024年11月11日更新 Dan Knighton

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