全米映画ランキング : 2024年11月15日~2024年11月17日

全米映画ランキング:2024年11月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年11月15日~2024年11月17日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 レッド・ワン

Red One
「レッド・ワン」

Amazon Studios
(ワーナー・ブラザース映画)

1 34,073,449 34,073,449
2 1 ヴェノム ザ・ラストダンス

Venom: The Last Dance
「ヴェノム ザ・ラストダンス」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 7,355,000 127,599,619
3 2 The Best Christmas Pageant Ever 2 5,400,000 19,952,121
4 3 ヘレティック(原題)

Heretic
「ヘレティック(原題)」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

2 5,167,153 20,436,947
5 4 野生の島のロズ

The Wild Robot
「野生の島のロズ」

Universal
(東宝東和、ギャガ)

8 4,300,000 137,772,840
6 5 Smile 2

Smile 2

Paramount

5 2,950,000 65,654,432
7 6 教皇選挙

Conclave
「教皇選挙」

Focus Features
(キノフィルムズ)

4 2,850,000 26,556,905
8 Hello, Love, Again

Hello, Love, Again

Abramorama

1 2,326,203 2,326,203
9 18 リアル・ペイン 心の旅

A Real Pain
「リアル・ペイン 心の旅」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

3 2,300,000 3,037,466
10 7 ANORA アノーラ

Anora
「ANORA アノーラ」

Neon
(ビターズ・エンド)

5 1,839,000 10,500,198

「レッド・ワン」首位デビュー! 「リアル・ペイン 心の旅」が9位にアップ

11月第3週の北米映画市場は、サンクスギビングデー(11月28日)が近付いているなかでも、あまり大きな盛り上がりを見せませんでした。「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」のドウェイン・ジョンソンとジェイク・カスダン監督が再タッグを組んだアクションアドベンチャーコメディ「レッド・ワン」(アマゾン、MGM)が、首位を獲得しました。

クリスマス・イブの前夜、コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロース(J・K・シモンズ)が何者かに誘拐される事件が発生。サンタ護衛隊長のカラム(ジョンソン)は、救出部隊リーダーのゾーイ(ルーシー・リュー)、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エバンス)らと手を組み、サンタ救出のために世界中を飛び回ります。週末3日間で、興収3400万ドルをあげました。

マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズ第3弾「ヴェノム ザ・ラストダンス」(ソニー)は、4週目の週末で、2位にダウン。週末3日間で、興収700万ドルを記録。累計興収は、1億2700万ドルを突破し、製作費1億2000万ドルに匹敵する成績となりました。

フィリピン映画「Hello, Love, Again(原題)」(Abramorama)は、8位に初登場。同作は、「Hello, Love, Goodbye」(2019)の続編で、長年離ればなれだった男女が、カナダで再会するさまが描かれます。週末3日間で興収232万ドルをあげ、フィリピン映画として初の北米興収ランキングのトップ10入りを果たしました。

ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めたロードムービー「リアル・ペイン 心の旅」(サーチライト・ピクチャーズ)は、公開3週目に上映館を拡大し、先週の18位から9位にジャンプアップしました。ユダヤ人のデヴィッド(アイゼンバーグ)と従兄弟のベンジー(キーラン・カルキン)は、亡くなった最愛の祖母の遺言で数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加。やがてふたりは、40代を迎えた自身の生きづらさと向き合う力を見出していきます。エマ・ストーンが製作に名を連ね。週末3日間で興収230万ドルを記録しました。

2024年11月18日更新 Dan Knighton

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