全米映画ランキング : 2024年9月6日~2024年9月8日

全米映画ランキング:2024年9月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年9月6日~2024年9月8日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ビートルジュース ビートルジュース

Beetlejuice Beetlejuice
「ビートルジュース ビートルジュース」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 110,000,000 110,000,000
2 1 デッドプール&ウルヴァリン 7 7,200,000 614,037,740
3 4 Reagan

Reagan

Showbiz Direct

2 5,231,440 18,531,480
4 2 エイリアン ロムルス

Alien: Romulus
「エイリアン ロムルス」

Walt Disney
(ディズニー)

4 3,910,000 97,199,286
5 3 ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US

It Ends with Us
「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 3,750,000 141,367,042
6 7 The Forge

The Forge

Affirm Films

3 2,935,000 20,756,694
7 5 ツイスターズ

Twisters
「ツイスターズ」

Universal
(ワーナー・ブラザース映画)

8 2,250,000 264,602,150
8 6 Blink Twice

Blink Twice

Amazon MGM Studios

3 2,114,769 20,291,745
9 The Greatest of All Time 1 2,028,859 3,502,648
10 8 怪盗グルーのミニオン超変身 10 1,800,000 357,871,805

「ビートルジュース ビートルジュース」大ヒットスタート! 「デッドプール&ウルヴァリン」興収は「アベンジャーズ」に迫る勢い

9月最初の週末、ティム・バートン監督のホラーコメディ「ビートルジュース ビートルジュース」(ワーナー)が大ヒットスタートを切り、北米映画市場は好調に推移しました。

本作は、バートン監督の出世作となった「ビートルジュース」(1988)の35年後を描いた物語。前作に続き、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが続投し、ジェナ・オルテガ、モニカ・ベルッチ、ウィレム・デフォーが新たに参加しました。

死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュース(キートン)は、かつて結婚を迫るも叶わず、いまは自身の霊能力を生かして、テレビ番組の司会者として活躍しているリディア(ライダー)をいまだに忘れられずにいました。幽霊を信じず、リディアの霊能力もインチキだと思っている娘のアストリッド(オルテガ)はある日、ふとしたきっかけで、ビートルジュースを呼び出してしまいます。製作費1億ドルに対し、週末3日間で興収1億1000万ドルを記録。前作の累計興収(7500万ドル)をも超える、大ヒットとなりました。

2位の「デッドプール&ウルヴァリン」(ディズニー)は、週末3日間で興収720万ドルを記録。累計興収は6億1400万ドルで、6億ドルの大台を突破しました。公開7週目の週末を終えても、北米で「ビートルジュース ビートルジュース」に次ぐ上映館数で展開されています。間もなく「アベンジャーズ」(2012/累計興収6億2300万ドル)を抜き、マーベル映画のなかで歴代5位にランクインするとみられています。

インドのSF映画「The Greatest of All Time(原題)」(Alerion)は、500館以上で上映され、9位に初登場。ビジャイ(「マスター 先生が来る!」)が主演を務め、特別対テロ部隊(通称SATS)で働く人質交渉人で、捜査官で、スパイでもあるガンジーを演じました。彼はある重要な任務のために呼び戻され、自身の過去と対峙する危険な道を歩むことになります。高額な製作費4000万ドルに対し、週末3日間で興収200万ドルを記録。トップ10にランクインした作品のなかでは、「ビートルジュース ビートルジュース」に次ぐ劇場平均興入をマークしました。

2024年9月9日更新 Dan Knighton

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