全米映画ランキング : 2024年8月23日~2024年8月25日

全米映画ランキング:2024年8月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年8月23日~2024年8月25日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 デッドプール&ウルヴァリン 5 18,300,000 577,203,366
2 1 エイリアン ロムルス

Alien: Romulus
「エイリアン ロムルス」

Walt Disney
(ディズニー)

2 16,200,000 72,639,383
3 3 ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US

It Ends with Us
「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 11,850,000 120,824,077
4 Blink Twice

Blink Twice

Amazon MGM Studios

1 7,324,000 7,324,000
5 The Forge

The Forge

Affirm Films

1 6,600,000 6,600,000
6 4 ツイスターズ

Twisters
「ツイスターズ」

Universal
(ワーナー・ブラザース映画)

6 6,200,000 248,670,475
7 5 コララインとボタンの魔女 3D 2 5,077,817 24,660,435
8 The Crow

The Crow

Lionsgate

1 4,600,000 4,600,000
9 6 怪盗グルーのミニオン超変身 8 4,400,000 348,279,740
10 8 インサイド・ヘッド2

Inside Out 2
「インサイド・ヘッド2」

Walt Disney
(ディズニー)

11 2,100,000 646,311,114

「デッドプール&ウルヴァリン」首位に返り咲き! 「クロウ 飛翔伝説」リメイク映画などが初登場

8月第4週の北米映画市場は、夏シーズンの好調ぶりが終わりを告げ、市場全体の週末3日間の興行収入は、6月上旬以来、最低の数字となりました。

先週2位だった「デッドプール&ウルヴァリン」(ディズニー)が、週末3日間で興収1800万ドルをあげ、1位に返り咲きました。北米最大の館数で上映された「エイリアン ロムルス」(ディズニー)は、2位にダウン。週末3日間で興収1600万ドルを記録しました。

ゾーイ・クラビッツが長編監督デビューを飾り、脚本、製作も手がけた「Blink Twice(原題)」は、4位に初登場(Amazon&MGM)。ロサンゼルスのバーで働くフリーダ(ナオミ・アッキー)は、IT富豪で慈善家のスレイター・キング(チャニング・テイタム)が所有する島で開かれる豪華パーティを訪れますが、やがて奇妙な出来事に巻き込まれていきます。ハーレイ・ジョエル・オスメント(「テッド・バンディ」)が、パーティのDJ役で共演。製作費2000万ドルに対し、週末3日間で興収700万ドルをあげました。

5位は、2015年に公開された「祈りのちから」のスピンオフ作品「The Forge(原題)」(Affirm Films)。10代の少年が高校卒業後、人生の使命を模索する姿を描いています。「祈りのちから」のアレックス・ケンドリック監督がメガホンをとり、同作にも出演したキャメロン・アーネットとプリシラ・シャイラーが共演。週末3日間で、前作のオープニング興収の半分以下となる、興収600万ドルを記録しました。

ダークファンタジー「クロウ 飛翔伝説」(1994)をリメイクした「The Crow(原題)」(ライオンズゲート)は、8位にランクイン。ビル・スカルスガルドが、恋人シェリー(FKAツイッグス)とともに殺害され、シェリーの魂を救うために、生死の世界をさまよいながら、犯人に復讐しようとするエリックを演じました。ルパート・サンダース監督(「ゴースト・イン・ザ・シェル」)がメガホンをとり、製作費5000万ドルに対し、週末3日間で興収400万ドルという結果に。米映画批評サイト「Rotten Tomato」の批評家スコアは19%(8月26日時点)で、厳しい評価が寄せられました。

2024年8月26日更新 Dan Knighton

過去のランキング