全米映画ランキング : 2022年11月11日~2022年11月13日
全米映画ランキング:2022年11月14日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2022年11月11日~2022年11月13日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Black Panther: Wakanda Forever | 1 | 180,000,000 | 180,000,000 | |
2 | 1 | Black Adam | 4 | 8,600,000 | 151,123,090 | |
3 | 3 | Ticket to Paradise | 4 | 6,100,000 | 56,512,445 | |
4 | 6 | Lyle, Lyle, Crocodile | 6 | 3,200,000 | 40,839,609 | |
5 | 4 | Smile | 7 | 2,330,000 | 102,776,517 | |
6 | 5 | Prey for the DevilLionsgate | 3 | 2,010,000 | 16,961,244 | |
7 | 7 | The Banshees of Inisherin | 2 | 1,700,000 | 5,784,663 | |
8 | 2 | 「ONE PIECE FILM RED」Crunchyroll | 2 | 1,447,807 | 12,768,073 | |
9 | 8 | Till | 3 | 618,254 | 8,038,426 | |
10 | 初 | YashodaCinegalaxy | 1 | 380,000 | 445,684 |
「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」大ヒットスタート!
北米映画市場では、11月第2週にようやく、数カ月にわたり待ち望まれていたブロックバスター作品が公開。ディズニーの「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」により、市場の累計興行収入は、同じくMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ソー ラブ&サンダー」が公開された7月以来、最高の数字となりました。「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」の週末3日間の興収は、1億8000万ドル。5月に公開されたMCUの「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(オープニング興収1億8700万ドル)にわずかに及ばず、2022年公開作品のオープニング興収2位となりました。
「ブラックパンサー」(2018)の続編となる本作では、故チャドウィック・ボーズマンさん演じる偉大な王ティ・チャラを失ったアフリカの架空の国ワカンダと、迫りくる海の帝国の脅威が描かれます。ティ・チャラの妹シュリ役のレティーシャ・ライトをはじめ、アンジェラ・バセット、ルピタ・ニョンゴ、マーティン・フリーマン、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デュークら前作キャストが続投。引き続きライアン・クーグラーが監督を務め、前作で第91回アカデミー作曲賞を受賞したルドウィグ・ゴランソンが音楽を手がけています。
3週連続で首位に立っていたワーナー・ブラザースの「ブラック・アダム」は、2位にランクダウン。MCUのライバルであるDCのスーパーヒーロー映画である同作は、週末3日間の興収860万ドル、累計興収1億5100万ドルを記録し、2022年公開作品の興収10位となりました。なお「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は、わずか1週間で「ブラック・アダム」を抜き、2022年公開作品の興収9位に躍り出ました。
今週末、ほかにトップ10入りした新作はありませんでした。ソニーのミュージカル「シング・フォー・ミー、ライル」は4位に浮上し、6週目の週末3日間で、興収320万ドルを記録。アメリカ系ユダヤ人の家族を描いたフォーカス・フィーチャーズのドラマ「Armageddon Time(原題)」は、3週目の週末に初めてトップ10入りを果たし、10位となりました。ジェームズ・グレイ(「アド・アストラ」)が監督・脚本・製作、アンソニー・カタガス(「それでも夜は明ける」)が製作を担い、アン・ハサウェイ(「インターステラー」)が主演、アンソニー・ホプキンス(「ファーザー」)、ジェレミー・ストロング(「シカゴ7裁判」)が共演。週末3日間で興収35万2000ドルをあげました。
2022年11月14日更新 Dan Knighton