全米映画ランキング : 2006年7月14日~2006年7月16日

全米映画ランキング:2006年7月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年7月14日~2006年7月16日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

4,133 2 62,345,264 258,364,766
2

Little Man

Revolution/Columbia

2,533 1 21,613,176 21,613,176
3

You, Me and Dupree

Universal

3,131 1 21,525,560 21,525,560
4 2

Superman Returns
「スーパーマン・リターンズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,765 3 12,288,317 164,316,103
5 3

The Devil Wears Prada
「プラダを着た悪魔」

20th Century Fox
(フォックス)

2,810 3 10,386,386 83,490,860
6 5

Cars
「カーズ」

Disney/Pixar
(ブエナビスタ)

3,003 6 7,840,985 220,001,446
7 4

Click

Revolution/Columbia
(ソニー)

3,296 4 7,261,361 119,963,211
8 7

The Lake House
「イルマーレ」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,710 5 1,665,485 48,996,220
9 6

Nacho Libre
「ナチョ・リブレ/覆面の神様」

Paramount
(UIP)

1,501 5 1,615,331 77,233,137
10 19

A Scanner Darkly
「スキャナー・ダークリー」

Warner Bros.
(ワーナー)

216 2 1,266,427 1,868,905

「パイレーツ2」ダントツのV2。「スキャナー・ダークリー」が10位

公開から3日間で約1億3500万ドルを稼ぎだした「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」が、2週目も前週比53%ダウンながら約6230万ドル稼ぎ、2位以下を大きく引き離して首位を守った。公開から10日間で興収2億5800万ドルを突破し、「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」を抜いて、今年のこれまでの最大ヒット作。そんな中、2位、3位に入ったのはともに新作。まず2位は、キーネン・アイボリー・ウェイアンズ監督・主演の「リトル・マン」。新作を出すたびに酷評の嵐を巻き起こすアイボリー兄弟だが、今回もしっかり稼いでオープニング3日間で興収約2160万ドル。最終的には7000万ドル付近か? 僅差で3位となったのはオーウェン・ウィルソン、ケイト・ハドソン、マット・ディロン主演の「ユー・ミー・アンド・デュプリー」。オーウェン・ウィルソン扮するデュプリーが、ケイト&マットの新婚夫婦の家に居候し、騒動を巻き起こすというコメディ。共演に大御所マイケル・ダグラス。そして、拡大公開にともない先週19位からランクアップしてきたのが、フィリップ・K・ディックの傑作短編をリチャード・リンクレイター監督が映画化した「スキャナー・ダークリー」。キアヌ・リーブス、ロバート・ダウニー・Jr、ウィノナ・ライダーといった豪華キャストを「ウェイキング・ライフ」の技法そのままに撮影している。

2006年7月18日更新 藤井竜太郎

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