全米映画ランキング : 2006年1月13日~2006年1月15日

全米映画ランキング:2006年1月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年1月13日~2006年1月15日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Hoodwinked

The Weinstein Company

2,394 1 16,620,000 16,620,000
2

Glory Road
「グローリー・ロード」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

2,222 1 16,497,000 16,497,000
3

Last Holiday

Paramount

2,514 1 15,700,000 15,700,000
4 2

The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

3,224 6 12,230,000 263,441,000
5 1

Hostel
「ホステル」

Lions Gate Films
(ソニー)

2,337 2 11,650,000 36,811,000
6 4

Fun With Dick and Jane
「ディック&ジェーン/復讐は最高!」

Columbia
(ソニー)

3,239 4 10,300,000 94,201,000
7 3

King Kong
「キング・コング」

Universal
(UIP)

2,814 5 9,201,000 204,667,000
8

Tristan & Isolde
「トリスタンとイゾルデ」

20th Century Fox
(フォックス)

1,845 1 7,850,000 7,850,000
9 8

Brokeback Mountain
「ブロークバック・マウンテン」

Focus
(ワイズポリシー)

683 6 7,055,000 32,088,000
10 5

Cheaper by the Dozen 2

20th Century Fox

2,773 4 6,775,000 74,637,000

ワインスタイン兄弟、ボックスオフィスに返り咲き

キング牧師生誕記念日の週末のボックスオフィス。首位に立ったのは、ディズニー・グループから外れた元ミラマックスのワインスタイン兄弟が設立した配給会社、ワインスタイン・カンパニーのアニメ作品「フッドウィンクト」。偶然にも、古巣ディズニー配給の「グローリー・ロード」を接戦の末退けての首位となった。ちなみにワインスタイン兄弟にとっては、新会社で初めての首位である。内容は童話「赤ずきん」をベースにしたコメディで、声の出演に「ブロークバック・マウンテン」のアン・ハサウェイ、グレン・クロースなど。僅差で2位となったのは「ステルス」のジョシュ・ルーカス主演によるスポ根ドラマ「グローリー・ロード」。66年にテキサス州の大学のバスケットボールチームが黒人のみのメンバーで全国大会に出場し、差別、偏見などを乗り越えて、見事優勝を成し遂げるまでの軌跡を描く。製作はJ・ブラッカイマー。3位はクイーン・ラティファ主演のコメディ「ラスト・ホリディ」。不治の病に冒されていることを宣告された黒人女性が、ヨーロッパに旅に出るというストーリーで、共演はLL・クール・J、ジェラール・ドパルデューら。そして、7位の「キング・コング」は公開5週目にして興収2億ドルを突破。8位には「スパイダーマン」のジェームズ・フランコとソフィア・マイルズ共演によるワーグナー作曲の古典オペラの映画化「トリスタンとイゾルデ」がランクイン。

2006年1月17日更新 藤井竜太郎

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