全米映画ランキング : 2005年6月24日~2005年6月26日

全米映画ランキング:2005年6月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年6月24日~2005年6月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Batman Begins
「バットマン・ビギンズ」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,858 2 27,589,389 122,511,813
2

Bewitched
「奥様は魔女」

Columbia Pictures
(ソニー)

3,174 1 20,131,130 20,131,130
3 2

Mr.& Mrs.Smith
「Mr.&Mrs. スミス」

Fox
(東宝東和)

3,265 3 16,825,209 125,513,483
4

Herbie: Fully Loaded
「ハービー/機械じかけのキューピッド」

Walt Disney Pictures
(ブエナビスタ)

3,521 1 12,709,221 17,745,586
5

George A. Romero's Land of the Dead
「ランド・オブ・ザ・デッド」

Universal
(UIP)

2,249 1 10,221,705 10,221,705
6 3

Madagascar
「マダガスカル」

Dreamworks
(アスミック・エース)

2,948 5 7,434,917 160,191,242
7 4

Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」

Fox
(フォックス)

2,371 6 6,113,071 358,469,219
8 5

The Longest Yard

Paramount
(ソニー)

2,516 5 5,527,359 141,947,805
9 6

The Adventures of Sharkboy and Lavagirl in 3-D

Dimension Films

2,352 3 3,496,044 30,539,862
10 7

Cinderella Man
「シンデレラマン」

Universal
(ブエナビスタ)

1,677 4 3,446,235 49,768,535

「バットマン」がV2。「奥さまは魔女」が2位。5位のゾンビに大注目

魔女、機械仕掛けの人形、そしてゾンビが新作として登場した全米ボックスオフィスだが、コウモリ男がすべてを退け、2週目も首位を守った。「バットマン・ビギンズ」は公開12日で累計1億2200万ドルを稼ぎ、ワーナー首脳陣もこれに安心したか、ケイティ・ホームズ抜きでの続編にGOサインを出した模様。全米での最終興収予想は1億8000万ドル。2位は60年代TVのリメイク「奥さまは魔女」。ニコール・キッドマンが魔女に扮し、監督は「めぐり逢えたら」のノーラ・エフロンが担当。オープニング3日間の興収は約2000万ドル。ニコール・キッドマンとしては、4月公開の「インタープリター」を下回るオープニングとなってしまった。4位は人気急上昇中のスター女優、リンジー・ローハン主演のアイドル映画「ハービー/機械じかけのキューピッド」。「ミーンガールズ」では3週連続1位を記録するなど、好調だった彼女も今作ではイマイチ。スクリーン数3500以上を確保しながら、オープニング3日間で1270万ドルというのはかなりガッカリ。さすがのリンジーも、夏の大作の主演はまだ無理と言うことか? そして5位には、ゾンビの生みの親ジョージ・A・ロメロが再び作り上げたゾンビ映画「ランド・オブ・ザ・デッド」。デニス・ホッパー、ジョン・レグイザモ、アーシア・アルジェントらが出演。ゾンビ映画にしては驚くほど批評家受けが良いことで話題になっている。

2005年6月28日更新 藤井竜太郎

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