全米映画ランキング : 2004年10月29日~2004年10月31日

全米映画ランキング:2004年11月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年10月29日~2004年10月31日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

The Grudge
「THE JUON/呪怨」

Sony
(ヘラルド)

3,348 2 22,400,000 71,267,000
2

Ray
「レイ」

Universal
(UIP)

2,006 1 20,100,000 20,100,000
3

Saw
「ソウ」

Lions Gate
(アスミック)

2,315 1 17,400,000 17,400,000
4 2

Shark Tale
「シャーク・テイル」

Dreamworks
(アスミック)

3,381 5 8,000,000 147,400,000
5 3

Shall We Dance?
「Shall We ダンス?」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,476 3 6,285,321 33,939,477
6 4

Friday Night Lights
「フライデー・ナイト・ライツ」

Universal
(UIP)

3,004 4 4,100,000 52,990,000
7 6

Ladder 49
「ラダー49」

Bunea Vista
(東宝東和)

2,382 5 3,330,000 66,198,000
8 5

Team America: World Police
「チーム・アメリカ/ワールドポリス」

Paramount
(UIP)

2,335 3 3,100,000 27,261,000
9 7

Surviving Chiristmas

Dreamworks

2,775 2 2,600,000 8,100,000
10 8

Taxi
「タクシー」

Fox
(フォックス)

1,884 4 2,150,000 32,744,215

「THE JUON/呪怨」がV2。「レイ」が2位、「ソウ」が3位

先週に引き続いてジャパニーズ・ホラーのハリウッド版「THE JUON/呪怨」が首位をキープ。興収は約2200万ドルと関係者の予想を大きく超え、現在までにおよそ7100万ドルを稼ぎ出し、興収1億ドル突破を確実にした。02年の「ザ・リング」(約1億2800万ドル)を上回る可能性も出てきている。僅かの差で2位に甘んじたのが、現在「コラテラル」での演技が評判のジェイミー・フォックスが、今年亡くなった盲目の天才シンガー、レイ・チャールズに扮した伝記映画「レイ」。フォックスはこの作品で、アカデミー主演男優賞にノミネートされるのではないかともっぱらの噂。監督は「愛と青春の旅だち」「ディアボロス」のテイラー・ハックフォード。3位はこれまた初登場で、日米同時公開となった「ソウ」。老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男が、痛みを伴う様々なゲームを強要されるという新感覚のホラー・サスペンス。今年のサンダンス映画祭で大評判となり、カンヌ映画祭のマーケットでは激しい争奪戦が繰り広げられたという。監督・脚本はオーストラリア出身のジェームズ・ワン、共同脚本・主演は「マトリックス・リローデッド」にも出演していたというリー・ワネル。

2004年11月2日更新 藤井竜太郎

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