全米映画ランキング : 2003年12月5日~2003年12月7日

全米映画ランキング:2003年12月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年12月5日~2003年12月7日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Last Samurai
「ラスト・サムライ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,908 1 24,271,354 24,271,354
2

Honey
「ハニー」

Univarsal
(UIP)

1,942 1 12,856,040 12,856,040
3 2

The Haunted Mansion
「ホーンテッド・マンション」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,122 2 9,394,185 45,974,409
4 3

Elf

New Line

3,119 5 8,026,797 139,527,719
5 1

Dr. Seuss' The Cat in the Hat
「ハットしてキャット」

Universal
(UIP)

3,409 3 7,141,855 85,297,270
6 6

Bad Santa

Miramax

2,091 2 7,014,010 27,138,311
7 4

Gothika
「ゴシカ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,205 3 5,250,356 49,545,578
8 7

The Missing
「ミッシング」

Sony
(UIP)

2,756 2 4,034,563 21,805,272
9 5

Master and Commander: The Far Side of the World
「マスター・アンド・コマンダー」

Fox
(ブエナビスタ)

2,344 4 3,722,008 72,555,668
10 9

Love Actually
「ラブ・アクチュアリー」

Universal
(UIP)

1,672 5 3,561,360 48,743,275

「ラスト・サムライ」首位デビュー。ダンス映画「ハニー」が2位

批評家筋の反応も良好で、渡辺謙のアカデミー助演男優賞の可能性も囁かれている「ラスト・サムライ」が、見事全米ナンバーワンに輝いた。オープニング3日間の成績は2427万ドル(約26億7000万円)で、「マイノリティ・リポート」比68%、「バニラ・スカイ」比97%という水準に止まったが、トム・クルーズにとっては10作目の全米ナンバーワン作品となり、相変わらずのスター・バリューを示した格好。2位に飛び込んできたのは、「ダーク・エンジェル」のマックスことジェシカ・アルバがダンスの振付師を演じる「ハニー」。ミュージック・ビデオ出身のビリー・ウッドラフの初監督作品となる。この作品はアメリカの若年層で、とりわけ非白人の観客に受けているようだ。以下、サンクスギビングの休暇明けということもあり、上位作品の興収は軒並み大幅ダウン。「ホーンテッド・マンション」は63%、「エルフ」は64%、「ハットしてキャット」が72%といった具合。どうやら「ホーンテッド・マンション」は1億ドル到達がほぼ絶望的。「ハットしてキャット」にしても、どうにか1億ドルには届きそうだが、それ以上はとても望めない。\n\n【お知らせ】今週より、情報提供元の興行通信社のランキング集計方法が変更された関係で、これまでの「全国9大都市」から「日本全国」の集計に基づくランキングをお届けいたします。なお、同社の方針により、公開劇場数・動員数・興収については一切発表されません。

2003年12月9日更新 藤井竜太郎

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