全米映画ランキング : 2003年10月24日~2003年10月26日

全米映画ランキング:2003年10月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年10月24日~2003年10月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Scary Movie 3
「スケアリー・ムービー 3」

Dimension Films
(ギャガ)

3,503 1 49,704,624 49,704,624
2 1

The Texas Chainsaw Massacre
「テキサス・チェーンソー」

New Line
(ヘラルド)

3,018 2 14,725,000 51,176,000
3

Radio
「ラジオ」

Sony
(ソニー)

3,074 1 14,000,000 14,000,000
4 3

Runaway Jury
「ニューオーリンズ・トライアル」

Fox
(東宝東和)

2,815 2 8,425,000 24,035,783
5 5

Mystic River
「ミスティック・リバー」

Warner Bros.
(ワーナー)

1,493 3 7,605,000 24,551,000
6 4

School of Rock
「スクール・オブ・ロック」

Paramount
(UIP)

2,951 4 6,500,000 63,372,000
7 2

Kill Bill Vol. 1
「キル・ビル」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,633 3 5,978,448 53,660,539
8 6

Good Boy!
「グッド・ボーイ」

MGM/UA
(フォックス)

2,762 3 4,850,000 31,889,000
9 7

Intolerable Cruelty
「ディボース・ショウ」

Universal
(UIP)

2,290 3 3,572,000 28,195,000
10 9

Under the Tuscan Sun
「トスカーナの休日」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,224 5 2,217,000 37,179,000

まだ続いていた!あの大バカ映画が自己ベストで首位

第1作目「最終絶叫計画」、第2作目「最‘新’絶叫計画」として日本でもひっそり公開された「SCARY MOVIES」のシリーズ3作目が首位デビュー。オープニング3日間の成績は4970万ドル(約54億6700万円)に達し、シリーズ中過去最高、さらに10月公開作品でも歴代1位という記録を叩き出している。今回は監督が「裸の銃を持つ男」などのデビッド・ザッカーに交替し、キャストにもパメラ・アンダーソンやチャーリー・シーンといったところが加わっている。来年はパート4も予定されているが、今作同様日本での公開は微妙なところだ。2位は前週首位の「テキサス・チェーンソー」が1ランクダウンで踏ん張った。興収は早くも5000万ドルを超えたので、最終的には1億ドルも夢ではない。そして3位には、キューバ・グッディング・Jr.とエド・ハリスが共演する「ラジオ」が初登場。サウスカロライナの高校を舞台に、障害を持つ生徒とフットボール部のコーチが繰り広げる感動の物語。監督は「陽だまりのグラウンド」などを製作したマイケル・トーリンで、脚本を「オールド・ルーキー」のマイク・リッチが手がける。これ以下の作品では、「ミスティック・リバー」がスクリーンを微増させて5位キープ、「キル・ビル」の興収が52%落ちて5ランク下がったあたりが気になるところ。

2003年10月28日更新 藤井竜太郎

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