全米映画ランキング : 2003年5月23日~2003年5月25日

全米映画ランキング:2003年5月27日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2003年5月23日~2003年5月25日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Bruce Almighty
「ブルース・オールマイティ」

Universal
(UIP)

3,483 1 70,478,000 70,478,000
2 1

The Matrix Reloaded
「マトリックス・リローデッド」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,603 2 40,300,000 204,200,000
3 2

Daddy Day Care
「ダディ・デイ・ケア」

Sony
(UIP)

3,472 3 14,600,000 69,700,000
4 3

X2 X-MEN United
「X-MEN2」

Fox
(フォックス)

3,067 4 10,000,000 189,000,000
5

The In-Laws

Warner Bros.

2,652 1 7,200,000 7,200,000
6 4

Down With Love
「恋は邪魔者」

Fox
(フォックス)

2,117 3 4,300,000 13,800,000
7 5

The Lizzie Mcguire Movie

Buena Vista

2,118 4 3,400,000 36,600,000
8 8

Holes

Buena Vista

1,762 6 2,300,000 59,300,000
9 6

Identity
「アイデンティティ」

Sony
(ソニー)

1,590 5 2,000,000 48,600,000
10 7

Anger Management
「アンガー・マネージメント」

Sony
(UIP)

1,809 7 1,900,000 131,300,000

ジム・キャリー復活! 主演コメディが自己ベストで首位

メモリアルデイ(戦没将兵記念日)の週末、「マトリックス・リローデッド」をけ落として首位をもぎ取ったのは、ジム・キャリーが初心に戻ったコメディ「ブルース・オールマイティ」。オープニング3日間での興収7048万ドル(約84億円)というのは、続編を除けばコメディ映画の歴代ナンバーワン記録(「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」の7310万ドルには及ばず)。また、ジム・キャリーにとっても、「グリンチ」の5510万ドルを遙かに上回る自己ベスト記録。今回、彼の役どころはテレビ局のレポーター。事ある毎に、神様に不満ばかり言っていたら、何と神様が人間の姿を借りて現れ、全能の力を授かることに……。共演は、恋人役にジェニファー・アニストン、神様役にモーガン・フリーマン。監督は、「ライアー・ライアー」「エース・ベンチュラ」のトム・シャドヤック。ジム・キャリーも初心に戻って肉体派のコメディに徹したのが好結果となった。おかげで2位に滑り落ちた「マトリックス・リローデッド」だが、11日間で2億ドル突破と依然もの凄い破壊力。ちなみに2億ドル到達に11日間というのは、「スパイダーマン」の9日間に次いで史上2番目のスピード記録。次の目標地点、3億ドル目指してばく進中だ。そして今週5位に初登場したのは、マイケル・ダグラスとアルバート・ブルックス主演の結婚関連コメディ。ややパワー不足のスタートとなった。

2003年5月27日更新 藤井竜太郎

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