全米映画ランキング : 2002年11月15日~2002年11月17日

全米映画ランキング:2002年11月19日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年11月15日~2002年11月17日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Harry Potter and the Chamber of Secrets
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,682 1 87,690,000 87,690,000
2 1

8 Mile
「8マイル」

Universal
(UIP)

2,496 2 21,328,000 86,425,000
3 2

The Santa Clause 2
「サンタクロース・リターンズ!/クリスマス危機一髪」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,346 3 15,100,000 82,500,000
4 3

The Ring
「ザ・リング」

Dreamworks
(アスミック)

2,882 5 11,000,000 101,600,000
5

Half Past Dead
「ハーフ・パスト・デッド」

Sony/Screen
(ソニー)

2,112 1 8,200,000 8,200,000
6 6

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films

1,812 31 4,712,626 199,573,532
7 5

Jackass: the movie

Paramount

2,413 4 4,030,000 59,533,000
8 4

I Spy
「アイ・スパイ」

Sony
(ソニー)

2,611 3 4,000,000 30,920,000
9 10

Frida
「フリーダ」

Miramax
(アスミック)

519 4 2,890,000 8,637,172
10 7

Sweet Home Alabama
「メラニーは行く!」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,469 8 2,400,000 122,000,000

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、歴代3位のオープニングで奪首!

さあ、クリスマス・シーズンの幕開けだ。ファン待望の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が、3682スクリーンで公開され、8769万ドル(約105億円)の興行収入を叩き出した。これは「スパイダーマン」の1億1484万ドル(3615スクリーン)、「ハリー・ポッターと賢者の石」の9030万ドル(3672スクリーン)に次ぐ、全米ボックスオフィス歴代3位のオープニング記録。つまり、シリーズものの続編としては、過去最高ということになる。関係者の予測では、「秘密の部屋」は「賢者の石」ほどの大ヒットは見込めないだろうということだったから、この、前作をわずか3%下回っただけの滑り出しは意外な好成績と見ていいだろう。2位の「8マイル」は、2週目で興収が58%ダウン。それでも週末3日間で2130万ドルは凄い数字。1億ドルは楽にクリアしそうだ。そして今週4位の「ザ・リング」は5週目にして1億ドル突破。5位に初登場の「Half Past Dead」は、スティーブン・セガール、モーリス・チェスナットらが出演する監獄アクション。監督は、役者としてのキャリアは長いが、長編監督はこれがデビュー作となるドン・マイケル・ポール。

2002年11月19日更新 藤井竜太郎

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